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白髪染めトリートメント

白髪染め初心者でも簡単に使えるのはどれ?泡or乳液orクリーム

白髪染め、ヘアカラートリートメント 自宅でセルフケア

白髪染め初心者はどれを選ぶのが正解?

美容師が自分に合う白髪染めの選び方を解説します

悩む、考える女性

コスパや手間を考える方にとって、市販のカラー剤で白髪染めをするのは、良い方法と言えます。

説明書に沿った正しい使い方をして、自分に合ったカラー剤を選べれば、満足のいく仕上がりに出来るでしょう。

この記事では、自分で白髪染めをするのが初めての方や慣れていない方のために、おすすめの白髪染めタイプのご紹介をします。

あわせて、いざ染める時に必要な予備知識も、いくつかお伝えしたいと思います。

泡・乳液・クリーム、市販の白髪染めタイプ別の特徴

【泡タイプ】

カラー剤が泡立ち、髪をシャンプーする時のように包みこんで、簡単に染められるタイプ。

  • 難しい後頭部も簡単に染められる
  • しっかり包み込むと髪と密着するので染まりやすい
  • もっともムラになりにくいタイプ
  • なじませる際にしっかり揉みこむ必要があるので、キューティクルが傷む心配がある
  • 部分染めには適さない

【乳液タイプ】

自分で白髪染め、セルフカラー

ポンプをプッシュするだけのもの、チューブタイプのものがある。使いやすさを重視した商品が多め。

  • プッシュタイプは1剤・2剤を混ぜる手間がない
  • 液体の伸びが良いため、ロングの方に向いている
  • 部分染めには適さない
  • 緩めの液状の為、液だれがしやすい
  • 根本や分け目の塗布時に皮膚に付きやすいので敏感肌の方は注意が必要

【クリームタイプ】

セルフカラー

カラートリートメントや泡タイプの白髪染めの普及で、取り扱いが少なくなりがちだが、部分染めに優れている。サロンで使われているタイプに近いもの。

  • 液だれがしにくいため、部分染めに最適
  • 髪との密着度が高いので塗った部分はしっかり染まる
  • 気になった時だけ少しずつ使うことができる
  • ブロック分けが大変な為、セルフだと後頭部が特に難しい
  • クリームの伸びがあまりよくない為、染めのこしが起こりやすい

初心者が簡単に使えるおすすめの白髪染めは〇〇タイプ

泡、乳液、クリームタイプそれぞれの特徴をご紹介しました。
ではこの中で、初心者が簡単に使える白髪染めのタイプはどれになるのでしょうか。

使いやすさやハードルの低さから、最もおすすめなのは「泡タイプ」になります。

なぜかというと、泡タイプの白髪染めは、初心者の方が抱える以下のような心配が低くなるからです。

  • ブロック分けの作業
  • 後頭部の塗布
  • 染め残しやムラ

1剤と2剤を混ぜる作業などもありますが、特に難しいことはありません。説明書の手順通りに行えば、失敗する可能性はほとんどないでしょう。

クリームタイプを上手に併用する

生え際白髪

泡タイプを使って、1.2週間後に生えてきた生え際の白髪や、もともと白髪の量が多くて染まりきらなかった部分などには、クリームタイプを上手く併用するといいでしょう。

綺麗に染まるので、気になる場所に使って、セルフカラーでの仕上がり満足度をアップさせることができます。

自宅で白髪染めするときに用意するもの

ダッカール、ヘアクリップ

それぞれの特徴をみて、自分に最適な白髪染めのタイプが選べましたか?
この後は、実際に自宅でカラーをする際のことにいてご紹介します。

まず白髪染めを始める前に、以下のものを用意してください。

  1. ラップ
  2. 乾いたタオル
  3. 濡れたたタオル(皮膚についたときに拭く用)
  4. ニベアやワセリン(肌を保護するため。乳液は不可)
  5. 汚れても良い服、新聞紙、首回り用のタオル(お風呂場以外で行う場合)
  6. ダッカール(髪を止める大き目クリップのこと。汚れても良いもの)

コームやゴム手袋は、購入したカラー剤に付属されているものを使えば問題ありません。

白髪染めをするときの準備

タオル

① 事前に必ずパッチテストを行う

以下の項目に当てはまるような方は特に注意が必要です。

  • 敏感肌あるいは肌が弱いと感じる
  • アレルギーを持っている
  • 美容室のカラー剤でしみたことがある

② お風呂場以外で行う場合は、新聞紙を敷く。汚れてもいい前開きの服装で!

基本的には、汚れ防止の為にお風呂場で行うのがおすすめです。
お風呂場以外で行う場合、床には広めに新聞紙を敷きましょう。知らないうちに液がハネてしまっていることがよくあります。

さらに、汚れてもいい服を着てください。服を脱いで洗い流す際に、かぶって着る服だと脱ぐ際に服に薬剤がべっとり付きます。前開きの服がおすすめ。首元にはタオルを巻き、皮膚に色が付着してしまうのを防いでください。

③ フェイスラインに保護クリームを塗る

あらかじめ、フェイスラインにニベアやワセリン等の保護クリームを塗ります。
生え際の塗布の際に、皮膚に付着してしまう可能性があるので忘れずに行いましょう。

④ 塗布前に、濡れたタオルを用意する

塗布中に顔や体にカラー剤を付けてしまった際、すぐ拭き取れるように、濡らしたタオルをあらかじめ用意しておくのがオススメです。

⑤ 換気をよくしておく(匂いが強いため)

カラー剤は基本的に匂いが強いので、使用中に気分を悪くしないために、開封前に部屋の換気をしておきましょう。

初心者でも失敗しない!染める時のポイント

白髪染め

① 必要に応じてダッカールや髪ゴムを使い、ブロック分けする

特に髪の長い方や毛量の多い方、白髪が気になる箇所が多い方は、ダッカールや髪ゴムで上下や左右にブロック分けすると染めやすくなります。

② 白髪が目立つ部分から染める

生え際や根本など、白髪が目立つ部分から染めていくことで、綺麗に染まりやすくなります。

③ 塗布後の放置時間には温める

塗布後の放置時間は、髪を温めます。用意したラップを全体に巻き付けて、その上から乾いたタオルで覆いましょう。逆に洗い流す時は、熱湯は避けてぬるめのお湯にしてください。

市販の白髪染めを選ぶ時のおすすめ

ドラッグストアのヘアカラートリートメント

白髪染めは、メラニン色素のない白髪に色を入れることを目的としているため、普通のヘアカラーよりも染毛力が強くなるように調整されています。

そのためイメージのカラーよりも濃く染まりやすくなります。
ですので、いずれのタイプの白髪染めを選ぶ際も、“希望の色味より1トーンほど明るめ”のものを選ぶのがおすすめです。

セルフカラーが心配な方には、白髪染めトリートメントがおすすめ

「自身でコームや刷毛を使って染めるのは抵抗がある。」「難しそうで挑戦できない。」「泡タイプで簡単でも、やっぱり不安」
中にはそういった方もいらっしゃるでしょう。

ご安心ください。そんな方でも簡単に利用できるのが「白髪染めカラートリートメント」です。
普通のトリートメントを使う時と同じ要領なので、カラー剤よりもはるかに簡単に使用できます。

キューティクルを開いて染料を髪内部に入れるヘアカラーと違い、カラートリートメントは髪の表面をコーティングすることで色を出します。

ホントに染まるの?と疑問を抱くかと思います。

商品にもよりますが、口コミなどを見ると白髪染めトリートメントでもしっかりと白髪が隠せることが分かります。

白髪染め初心者は泡タイプがおすすめ

事前準備がキレイに染めるポイント

初心者におすすめな、簡単に染められる白髪染めのタイプと、実際に染める際の手順やポイントをご紹介しました。

自身で白髪染めに挑戦する時の参考になればと思います。