プロ仕様のカラー剤を使って自宅でカラーリングする人が増えている!
おうち時間を活用して、希望の透明感ある色に染められるのが魅力
最近ではセルフカラーリング商品が多く販売され、自宅で簡単に低コストにてカラーリングできるのでとっても便利ですよね!しかしその反面、市販のカラー剤に対しての不満点がある方も多いと思います。
その中でも多くのお悩みが、「希望のお色味に染まらない」「ダメージしてしまった」という事かと思います。そんな時、美容室で使用されているカラー剤を使用して自分で染められないかな?と考える方も多いですよね!
ここ最近では、美容室で使用されている商材が通販サイト等を利用し購入しやすくなりました。そこで、こちらでは自宅で綺麗に染められるレシピや塗り方についてレクチャーしていきたいと思います。
今回は、話題のカラー剤 プロマスター アプリエグロー を使用したプロセスでご紹介したいと思います。
まず、プロマスター アプリエグロー とは?
業界初の3剤式の白髪染めのカラー剤になります。従来の白髪染めでは実現できなかった、明るく透明感のある色味で染める事ができると、今話題のカラー剤になります。
カラーバリエーションはノーブルブラウン、ヴェールナチュラル、スモーキーアッシュ、クールグレージュなど9色です。
経験がある方も多いと思いますが、白髪の量が少ない方は(全体の20%以下)市販のカラー剤はもちろん、美容室で染めてもらう白髪染めでも綺麗に染まりにくいといわれます。
黒い部分のリフトアップ(色を明るくすること)に重点を置くと白髪が薄い染まり具合になり、白髪へしっかりと色味を入れようとすると全体的に暗い仕上がりになってしまいます。そんな、従来実現が難しかった部分を3剤式の白髪染めによって実現可能になりました!
白髪が少なめで、明るめかつ透明感ある仕上がりを目指したい方は、是非 プロマスター アプリエグロー を使用してカラーリングしてみましょう。
注意点
プロマスターアプリエグローは白髪が15%未満の方を対象に作られたカラー剤になります。おおよそ白髪率20%くらいまででしたら白髪が綺麗に染まりやすい印象です。白髪の量が多い方の場合プロセス通りに行っても希望の仕上がりにならない場合もありますのでご注意ください。
プロマスター アプリエグローの配合レシピ
根本を染める基本のレシピは以下のようになります。
- 1剤+2剤+3剤=1:1:0.05(例:1剤10g+2剤10g+3剤2g)
- リタッチ(伸びた根元の部分)の配合は1剤:2剤:3剤=1:2:0.3
9色の色味展開と 8,9,10,11の段階での明るさの展開になります。
3剤のリフトアップ効果により、髪質にもよりますが番号の+1~2レベルでリフトアップするイメージです。
どのレベルの明るさで迷う方も多いと思いますので、初めて染める方には9レベルの明るさで染める事をオススメします。
トーンのレベルが高くなるとセルフで染める場合、塗布する薬剤の量が少ないと白髪が染まりにくかったり、逆に多すぎると明るくなりすぎたり頭皮に刺激があったりする恐れが高くなります。
色選びの注意点
色味の選択はお好みでOKですが、通常の白髪染めよりも色味の染料が強い為、アッシュ系などは青っぽく発色してしまう場合があります。
毛先を染める場合のレシピ
- 1剤+2剤+3剤=1:1:0.05(例:1剤10g+2剤10g+3剤2g)
根本と同様の配合になりますが、2剤のパーセンテージはベースのお色や仕上がりの明るさに合わせて調整します。
・ベースの毛色が明るく、色を暗くする目的で染める場合は2剤を2~3%使用
・ベースの毛色が暗く、色を明るくする目的で染める場合は2剤を6%を使用
白髪染めを重ねて行ってきた既染部(毛先部分)は、色味が残留していて明るくなりにくい場合もあります。毛先に残ったカラー剤の事を残留ティントといい、残留ティントがしっかり残っているほどカラー剤のリフトアップ効果が作用しにくい傾向になります。
1~2トーン程でしたらリフトアップ可能な場合も多いですが、大幅に明るくする場合は美容室で行うことをオススメします。
モデルレシピ
15%の白髪率、2センチのリタッチ幅、9レベルの明るさの方と想定いたします。10レベルのナチュラルブラウンを目指してカラーリングしていきます。
色は、赤みの少ないブラウンのVE N(ヴェールナチュラル)使用します。
- 根本 VE N8+6%+PCパウダー
- 毛先 VE N10+6%+PCパウダー
根本部分は明るくなりやすい為、希望の仕上がりよりも-2レベルの明るさを選んでいます。また、毛先に関しては希望レベルの10を選んでいます。
セルフでも綺麗に染まるプロセスご紹介
用意するもの
- カラー剤1式(1剤、2剤、PCパウダー)
- スケール(カラー剤を測る秤)
- 使い捨てのケープと手袋
- ダッカール(クリップ)
- 刷毛
- カップ(カラー剤を入れる)
- マドラー
- ラップ
- 汚れても良いタオル2~3枚
- ワセリン(保湿クリームなどお家にあるもので代用可)
③~⑦は100円ショップなどで手に入れる事が可能になります。
⑩のワセリンですが、フェイスラインや首元の生え際等に軽く塗っておくことでカラー剤が肌に着色するのを防止してくれます。またかぶれ防止にもなる為、肌の弱い方は特に使用をオススメします。
美容室で塗布するフェイスクリームは髪に着いても染料が反応するように作られていますが、ワセリン等はあくまでも代用の為髪には着かないように塗ってください。
カラーリングの手順
- なるべく汚れても大丈夫な前開きの服を着用した状態で首周りにタオルを巻き、その上からケープを巻いていきます。
- フェイスラインと首周りにワセリン等のクリームを塗ります。
- スケールを使用し、カラー剤の分量を量り入れマドラーでしっかり混ぜていきます。混ぜた瞬間から薬液の反応が始まるので、なるべく塗布する直前に混ぜて下さい
- 根元のリタッチ部分の塗布をしていきます。生え際の部分から刷毛をポンポンと置くようにカラー剤を塗布していくと塗りやすいです。刷毛で伸ばしすぎると塗布量が少なくなり、白髪が染まりにくくなります。また、白髪が多い部分は気持ち塗布量多めで塗っていくと良いでしょう。
- 生え際から表面、耳前等手の届く部分を塗布したら後頭部の塗布に入ります。見えない部分の為プロでも塗布は難しいですが、綺麗に塗布するには合わせ鏡をするか、どなたかに塗布していただくのがオススメです。
- 根本を塗り終わってから毛先を塗っていきます。髪が長い方や多い方はダッカールでブロッキングを取りながら塗布すると良いでしょう。しっかりと揉みこみながらムラが無いように塗布しましょう。
- ピッタリと密着するようにラップを巻いたら20分放置します。
- 20分後に白髪の部分の入り具合や毛先の色味等をチェックし、OKでしたらシャンプーになります。染まり具合がいまいちの場合は5分刻みでチェックしてみて下さい。
- しっかりと2回シャンプーをしていきましょう。トリートメントがある場合は使用してください。
毛先を染める場合はあらかじめ軽く水で濡らしておくと塗布しやすくムラになりにくいです。
また、毛先に根元のお薬がついてしまうと、ダメージの原因になりますし、根本より毛先が暗い色になってしまうので注意してください。
綺麗に染めるには少しコツが必要ですが、おうち時間を利用してぜひチャレンジしてみてください!プロマスターアプリエグローを上手に使いこなせれば、気になる白髪もマメにお手入れする事が出来るので頑張ってみましょう。