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白髪が目立ちにくいカラーと髪型について美容師が解説しました

悩む、考える女性 自宅でセルフケア

白髪が目立つ髪型と目立たない髪型がある

その髪型大丈夫?美容師が解説します

生え際、分け目、頭頂部

30代が過ぎて、白髪が気になってきたという方も多いのではないでしょうか?白髪をケアする方法で、1番綺麗になる方法と言えば白髪を染める方法です。

最近では、白髪を染めるカラー剤に関しても種類豊富になってきました。白髪染めを用いて白髪を染めた直後は綺麗になります。

しかし、当然のことながら時間が経過し髪が伸びてくると再び根本の白髪が気になっているという無限のループに苦しんでいる方も少なくは無いでしょう。

今回は、時間が経っても白髪が目立ちにくいカラーと髪型について美容師目線で詳しく解説していきたいと思います。

白髪染めの種類はどんなものがあるの?

アルカリカラー

大きく分けて2種類ございます。

1剤と2剤を混ぜ合わせる事により化学反応を起こし染色していくカラー方法です。1剤の中にはジアミンと呼ばれる染料が配合されており、この染料により色味を入れていきます。

繰り返すことによりダメージを起こしやすい点と、アレルギー反応を起こす可能性があります。一方で、明るい色味から暗い色味まで幅広く色味選択ができるところが魅力です。一般的な白髪染めやファッションカラーもこの部類に当たります。

※ジアミンとはパラフェニレンジアミンの略で、アレルギー反応を起こしやすい染料になります。

酸性カラー

表にコーティングする事により染色していくカラー方法になります。化学反応を起こさず染色していく為、ほとんどダメージは伴いません。

また、アレルギー反応も起こしにくい染料の為、染料のアレルギーがある方でも使用することが出来ます。一方で化学反応を起こしませんので黒髪に対してはほぼ染色反応を起こしません。ヘアマニキュアやカラートリートメントがこの部類にあたります。やや染料の種類は異なりますが、メカニズムや効果等は、カラートリトメントも類似しています。

植物性カラー

ヘナ、ヘンナ

植物から抽出した成分により染色していく方法になります。

1番メジャーなものがヘナになります。ヘナカラーのメリットはダメージしにくい事やハリコシ感を出す効果があるところです。市販されているものから、美容室で使用されているものまで様々な内容成分のヘナがございます。

しかし、販売されているものの大半はヘナ以外の染料が配合されているものも多いことが現実です。その理由は、100%ヘナの色味ですと白髪ですと鮮やかなオレンジ色に染色してしまう事からです。

また植物染料の為、髪質や普段使用しているシャンプー剤などによっても染色反応を起こしにくい場合も多く、他の染料を混ぜる事により染まり方のムラを無くしています。

100%植物性の染料だからと選ばれている方も多いかもしれませんが、お肌の弱い方は注意が必要です。補助的に配合されている染料は酸性カラーに配合されているものと類似いている場合が多いです。

白髪が目立ちにくいヘアカラーとは?

ちらほら白髪

色味の入り方などはそれぞれのカラー方法により違いや特徴があります。

また、メリットやデメリットもそれぞれありますので、ご自身の体質や髪質、ライフスタイルに合わせた方法を選択するのがオススメです。

その中でも伸びてきた白髪が目立ちにくいという観点から考えるとオススメは明るめの色味のチョイスです。選択するカラーリングの種類やライフスタイルによっても難しい場合もあるかもしれません。しかし黒やダークトーンの色の場合、新たに生えてきた白髪が非常に目立ちにくくなります。その様な点でから、あまり黒すぎない色味のチョイスをすることもオススメです。

また、ダークトーンの色味を選択する場合は頻繁に染めてもダメージしにくい酸性カラーなどのカラーリングを選択する事もオススメです。

ハイライトカラーもオススメ

美容室、ヘアカラー

ハイライトとは、髪の毛を筋状に明るいカラーを入れていく技法になります。アルカリカラーの明るめの物や、ブリーチ剤を使用していきます。

縦の筋効果が白髪を馴染ませてくれる効果があります。

白髪が気になるけれどまだ白髪染めはまだしたくない方や、白髪が目立ち始めてきた若年層の方に特にオススメです。

白髪を染める事により、白髪が綺麗になる事は当然のことですよね?

しかし残念ながら、日が経つにつれて新しく白髪がまた生えてきてしまいます。そんな時に必要になってくるのが、白髪が目立ちにくい髪型です。

ただ白髪を染めるだけではなく、伸びてきた白髪を目立ちにくくしてくれる効果のある髪型をするだけで、カラーリングをする頻度が減る場合も多くなります。
次からは、そんな白髪を目立ちににくいヘアスタイルをご紹介いたします!

白髪が目立ちにくいヘアスタイルはどんな髪型?

重要なポイントになってくるのがレイヤーです。

レイヤーとは、聞いたことのある方も多いと思いますが髪の毛に段差を付けた髪型です。レイヤーを付ける事によって毛流れを付ける効果もありますし、白髪の目立ちにくい後頭部にふんわりとボリューム感を出してくれる効果があります。

しかし、レイヤーと言っても全体の長さ設定から、レイヤーをどのくらい付けるかによって様々種類がございます。

伸びてきた白髪が目立ちにくいというポイントに重点を置くと圧倒的にオススメな髪型がショートカットです。

何故ショートカットは白髪が目立ちにくいの?

どれくらいレイヤーを付けられるか、という事がポイントになってきます。

様々なヘアスタイルのデザインがありますが、一般的な観点から考えるとロングの長さの方が極端に短いレイヤーを入れる事は、ちょっと個性的になりますよね?

しかし、ショートカットですと、全体的に肩よりも短いスタイルになりますから、やや短めのレイヤーを入れる事はデザイン的にまとまり感が良くなります。

髪質にもよりますが、ショートカットのデザインにおけるレイヤーの長さですとふんわり感を出す効果があり白髪が目立ちにくいと言えます。

その為、新たに白髪が伸びてきても気になりにくい効果があります。

私がもしサロンワークで、「白髪が目立ちにくい髪型にしたい」と相談を受けたらショートカットやレイヤーがしっかりと付いたヘアスタイルをオススメします。

前髪ありの髪型もオススメ!

生え際などの顔周りに白髪が多い方も多いと思います。そんな方にオススメなのが前髪ありのヘアスタイルです。こちらは、全ての長さの方に対応できるのでオススメです。

当然のことながら前髪を下すことにより顔周りの白髪が気になりにくくなります。

染める以外に白髪を目立たせない方法

色、染め方、髪型でも目立ちにくくできる

以上が、白髪が目立ちにくいカラーと髪型について美容師目線で解説してきました。
白髪を目立ちにくくするためには、選択するカラーリング方法や色味も当然のことながら、髪型の選び方も重要なポイントになります。

ショートカットや前髪ありのスタイルへの挑戦が難しい方も、いつもよりもたっぷりレイヤーを入れてみる事から始めても良いかもしれません!

また、あまり段差のないボブスタイルがお好きな方も、トップにのみレイヤーを入れる方法もございます。是非、ご自身の身近な美容師さんに相談をして挑戦してみてくださいね。