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白髪染めトリートメント

カラートリートメントの体験レポ、なぜ私がDHCを選ぶようになったのか

商品レポ

ダメージのない白髪ケアへの模索

カラーリングそのものがストレスになる?

私自身も遺伝的要素とストレスから、30代から増える白髪に悩み始め、美容院でのカラーリング、ドラッグストアで購入できるカラー剤、ヘアマニキュア、着色できるシャンプーや天然素材のヘナなど、その時にできるケアをあれこれ試しましたが、髪へのダメージや伸びてくる根本の白さなど、悩ましいことは増えるばかり。

染めないと老ける。 染めれば傷む…。

そんな時に目にしたのが『ヘアカラートリートメント』の広告だったのです。

新聞広告は“悩める私”にとって福音でした

最初は“利尻昆布”から

そのころ、新聞にたびたび大きな写真入りの広告が出ていました。
緑のボトルの利尻昆布を主成分としたヘアカラートリートメントです。

コストや効果、そして何よりも髪に『優しい』、『傷まない』ことが強調されていて、ちょっと良いなぁ、と思うようになりました。

ネットでメーカーのサイトやコスメサイトなどを調べてみたら、その口コミがあり、興味を惹かれて『とりあえず試してみようかな…』という気持ちになったのです。

当時、私の髪は縮毛矯正とカラーの組み合わせで、どうしても傷みがちだったので、一つでもそのダメージ要素が減れば、という『藁にも縋る』気持ちだったのです。

使用感は悪くはなく…むしろ髪質は向上したし、指通りもさらりと柔らかくなり、さすが“利尻昆布”!と思ったものです。 着色の感じも良かったけれど、一つ不思議に感じたことがありました。

繰り返し使うと緑に染まる利尻昆布カラートリートメント

緑色の髪の毛
緑色の髪の毛

陽の光の下に出た時に、後ろから見た人から『髪の毛、グリーン入れてるの?』と聞かれることが増えたのです。

当時使っていたのがダークブラウンだったのですが、繰り返し使用して定着すると、その中の色素のグリーンが光って目立ったようです。

それは利尻昆布特有の色素の色でもあるようで、しかし写真などにはなかなか写らない微妙なトーンです。 それはむしろ嫌ではなく『へぇ?』と面白がるくらいの気持ちでいました。

硫酸銀という金属成分が含まれ、それが緑になって見える場合があるそうです。

ただ、しばらく使っていてパッケージにも不満が出てきました。

柔らかいプラスチックのボトルに入ってて、最後の一滴まで使いつくすのがちょっと大変だったのです。3000円もするなら最後まで無駄なく使い切りたいです。

『ボトル』より『チューブ』が良いと感じた理由

利尻昆布のヘアカラートリートメントは『あと少しで使い終わる』というとき、その最後の一滴までがなかなか使いきれなくて残念な感じがありました。1本3,000円、トリートメントと考えたら割といいお値段ですよね。

ボトルを逆さまに立てておいても、取れない分が必ず残りました。 主婦ですから、勿体無いことはしたくない、そして、なんだか悔しかったのです。

長い間使おうと思っているのなら、なおのこと、気持ちよく使い終わりたい、と感じたので、それをきっかけに、他の製品も使ってみようかな、と思うようになりました。

ちょうどその頃、他の製品で愛用しているDHCでもヘアカラートリートメントを作っていることを知りました。 現在の製品はそれから二回マイナーチェンジ(Q10クイックカラートリートメント、Q10プレミアムカラートリートメント)しています。

お試しキャンペーンがあったので、購入してみたところ、使い勝手も満足、そして最後までひねり出せる柔軟性のあるチューブのパッケージは、十分に満足できるものだったのです。

さらに、私は他の基礎化粧品などもある程度そちらでまとめ買いしていることから、大幅な割引が適用されており、お値打ちに購入できることから、ボトルの製品を使いきった時点でDHCに全面的に乗り換えました。

その後、他社から同様のチューブの製品がいくつか出ているのを知り、購入して比べてみましたが、染まり具合や香り、そしてコストなどを模索した結果、DHCを使い続けているのです。

ブラックか、それともブラウンか?

黒は白髪との境目が目立つけど、ダークブラウンだと明るすぎ…。

私の地毛は真っ黒というわけではありません。

色味としてはダークブラウンだったので、最初はどのヘアカラートリートメントでももっとも濃いダークブラウンを選んでいました。

しかし、実際にそれで染めていると、白髪の部分は明るめのブラウンに見えます。
それはそれできれいな色に見えましたが、年齢的にもう少し濃い色が良いな、と思い、ブラックとブラウンを合わせて注文し、一回ごとに交互に使って色を調整してみました。

しかし、その頃に着ていた服などに合わせると『黒髪の方が似合うんじゃない?』というお友達の声もあり、少しずつブラックの頻度を増やしていき、一年後には完全にブラックのみを利用するようになっていったのです。

セルフケアで少しずつ色の調整ができるのは良いな、と思ったのがこの頃でした。

使い始めてから5年ほど経過して、今の私の髪の色は根元から毛先まで全てがこのDHCのカラートリートメントの色で染められているのです。。

目標は『グレイヘア』

年齢相応+αの髪を目指して

30代で始まった白髪との闘いと共存ですが、50代に入ってまた違うステージに突入しているような気がしています。

ずっときれいな艶々のいかにも黒髪というのも、これからの自分の肌の質感と合わない感じがします。

『老い』は確実にあって、それは当たり前の変化なので、そのすべてを覆い隠すことは難しいし、無理は不自然だと感じるようになりました。

今の私はカラートリートメントを使う頻度を調整しながら、全体をチャコールグレーを保つようにしています。
ただし、生え際やつむじ、分け目の白さを目立たせないよう、リタッチをこまめに続けているのです。
これは、いずれ地毛が真っ白になったときに徐々に全体の色を落として『グレイヘア』にするための長い準備です。

今でこそ『グレイヘア』という言葉が出てきて、その意味も含めて多くの方に認識、そして理解されるようになりましたが、うんと年齢を重ねた末のプラチナのような髪になるまでの猶予期間、まさにグレーゾーンの時期の選択肢が大きく開けたような気がしています。
どうせなら、そんな時期も楽しまなくては!

メーカー側も色のバリエーションやケアの時短、染まりやすさなどの研究を続けてくれているので、どんどんグレードの良いものが出てきています。
コンディションを整えながら、好みの髪色を自分で作ることができる!

そんなヘアカラートリートメントは私にとって、これから先も長い間お付き合いすることになるアイテムだと実感しています。