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白髪染めトリートメント

暗すぎない明るいおしゃれな色に染まる市販の白髪染め6選

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白髪染めって暗い色しかないと思っている方必見!

美容師がおしゃれな明るい色の白髪染めを解説します

美容室、カラー
  • 「白髪を染めたい。でもなるべく明るくしたい!」
  • 「白髪染めって暗い色しかないのよね?」
  • 「白髪染めっておしゃれな色が少ない…」

私が仕事中とてもよく聞くお客様の台詞です。

だからといって、あえて白髪を染めずにブリーチやハイライトを入れて白髪を目立たせなくする方法を提案しても、「そこまで金髪にしたいわけではないし…」と断られる方がほとんどです。

大多数の方の希望は「明るめで自分の好きなおしゃれな色にしたい。でも白髪もきちんと染めたい!」なのだと思います。

まずは簡単にカラーリングの薬剤のお話を

美容室、ヘアカラー

市販のお薬でも1剤と2剤、二つの液を混ぜて使用する商品が多いですよね。私たち美容師が使用するお薬もそうです。ただ、私たちはお客様の要望や髪質に合わせて薬剤を選定しています。

1剤でもある程度明るさの調整はできますが、基本的に色味を調整するのが1剤だとすると、私たち美容師はオキシと呼ばれる2剤で明るさを調整します。市販のお薬も同じです。

市販のおしゃれ染めと白髪染めの違いは何なの?

これがオキシと呼ばれる2剤の種類になります。細かい話をすると、オキシのパーセンテージが高いほど髪を明るくする(脱色する)能力が高くなります。

つまり市販のおしゃれ染めの2剤ではそのオキシのパーセンテージを高くしてなるべく髪を脱色する力が強いお薬が使用されています。そして市販の白髪染めの2剤ではオキシのパーセンテージを下げ、なるべく白髪が染まりやすく調整されているのです。

しかしオキシのパーセンテージが下がるということは髪を脱色する力も下がるので、白髪以外の地毛の部分が中々明るく染まらないのです。これが「白髪染めはあまり髪が明るく染まらない」の原因です。

女性はエイジレスにおしゃれを楽しむ時代です

シニア、白髪、50代、60代

最近市販の白髪染めでも「明るく染まる」などとうたった商品がとても多く販売されていますよね。昔は「とりあえず白髪が染まればいい」ということで真っ黒やダークブラウンのような暗い色を選ばれる方が多かったですしそういう色の商品が主流でした。

白髪ので始める年齢は30代が多いです。しかし今の女性は30代は昔の30代と比較して若々しくておしゃれです。40代、50代、60代の方でもとてもセンスが良くおしゃれな方が多いですよね。

シニアと呼ばれる世代の方もほとんどの方が仕事に趣味と、たくさん社会の中で活躍されています。

そのような生活の変化から「白髪染めもとりあえず白髪が染まればいい」から「白髪染めでも自分の好きな明るさやおしゃれを楽しみたい」に需要が変わったのだと思います。

実際に明るく染まる白髪染めはどう選ぶの?

泡タイプと液状タイプでそれぞれ美容師が選びました

ドラッグストアのヘアカラートリートメント

市販の白髪染めのお薬、とっても種類が多いですよね。これも女性が家事に仕事に子育てにと、忙しくて中々美容室に行けなくなった時代の変化だと思います。

「それにしても多すぎて選べない」と悩まれる方に、今回は現役美容師の私が「明るく染まるおしゃれな白髪染め6選」を泡タイプと液状タイプに分けて紹介したいと思います。

選出方法

選考するさいに考慮したのはこの4点です。
  1. あちこちのドラッグストアで売られていて入手しやすい商品であること
  2. 明るめの色展開が多いもの
  3. 染めやすさを考慮していること
  4. ツヤ、指通りの良さなどダメージケアも考慮している商品であること

色持ちに関しては白髪染めの場合、全体の色味よりも根元の伸びてきた白髪部分(リタッチ部分)を気にされる方の方が多いと思うので、今回はあえて外させていただきました。

それでは私のおすすめ6選を紹介させていただきます。

泡タイプの明るめに染まる白髪染め3選

ダリヤサロンドプロ泡のヘアカラー・エクストラリッチ

全14色で少し暖色寄りの色展開が多い商品です。無香料・アンモニアフリーで薬剤のにおいが苦手な方でも抵抗なく使用できるのではないでしょうか。6つのトリートメントが配合されており染めた後のダメージにも配慮されている商品です。

ホーユー シエロ ムースカラー

16色展開されているワンプッシュタイプの白髪染めです。泡の密着度が高いので全体染めはもちろん、簡単に髪をブロッキングし気になる根元だけを染めることも可能なので、毎回毛先まで傷めることがなくおすすめです。

花王 ブローネ泡カラー

全22色という圧倒的な色展開の多さが特徴です。ポンプ式になっておりハンドソープのように泡を手に出してそのまま髪に密着させて揉みこむだけで簡単に染まりますリペアトリートメント(髪を内部から補修してくれるトリートメント)が付属しているのもいいですね。

液状タイプの明るめに染まる白髪染め3選

ウエラトーン ツープラスワンクリームタイプ

自分で1剤と2剤を配合してコームブラシで塗るタイプになりますが、必要な分だけチューブから取り出せるので複数回に分けて使用可能でコスパ抜群です。また全25色展開と色味が多いのが特徴で、白髪染めでは珍しいマット系の明るめの色もありました。

ロレアルパリ エクセランス

明るめの色が多い全19色展開で、弱酸性アフターカラーシャンプー、アフターカラートリートメントまで付属されたダメージケアに特化した商品になります。こちらもコームブラシで塗るタイプですが、その分根元にしっかり密着するのでよく染まりますよ。

サイオス カラージェニック

こちらは私も愛用している商品になります。私の場合はブリーチして白に近い髪に使用しているのですが、かなり綺麗に発色し、地毛(黒髪)の部分もしっかり明るくしてくれますよ。また付属のヘアパックも髪がツヤツヤになります。

全15色展開で私はピンクを愛用していましたが、全体的にアッシュを混ぜた色味が多いので、グレージュやブルージュ、寒色系が好きな方には特におすすめの商品だと思います。

市販の白髪染めでもおしゃれカラーにできる

明るすぎを心配する場合はトーンを落とした色を選ぼう

ここまで「市販で暗くない明るいおしゃれな色に染まる市販の白髪染め6選」を紹介させていただきましたがお役に立てましたでしょうか。

最後に明るさを選ぶ時のポイントとして、軟毛で比較的白髪の少ない方は希望の色をそのまま選んでくださって大丈夫ですが、明るくなりすぎるのが心配な方は1トーン落とした色を選択してください。