白髪抜くと楽しい?美容師が白髪を抜くのをおすすめしない理由

白髪の毛根 ノウハウ

白髪発見!抜きたいのを待って!

白髪ケアで抜くのは最もおすすめしない

毛先

白髪を発見するとつい抜くのが習慣になっているという方も多いのではないでしょうか。白髪を抜くことで目立たなくなりますが、何より抜くのが楽しいという感覚がおかしいのかもしれないと心配になることってありますよね。

白髪を抜くのが楽しいのには様々な理由が考えられますが、白髪を抜くのがやめたいのにやめられないという方は病気の可能性も考えられます。

さらに、美容師の視点からすると白髪を抜き続けるのはあまりおすすめできない理由があるのです。

今回は白髪を抜くのが楽しいのは病気なのかどうかや白髪を抜くのをおすすめしない理由と白髪を抜く以外の方法で目立たなくする方法を美容師視点でご紹介します。

白髪を抜くと楽しいと思うのは病気?

ストレスが原因で抜いてしまう

ストレス

強いストレスを感じた時に衝動的に髪の毛を抜いて、ストレスを和らげようとすることから髪の毛を抜くと楽しいと感じてしまうことがあります。

元々髪の毛を触る癖のあり無意識に髪の毛を抜いてしまい、部分的に髪の毛が少なくなってしまうなどの状況は病気の可能性が考えられます。

抜毛症(トリコチロマニア)の可能性

白髪を抜くのが習慣化して白髪を抜くと楽しいと感じているときに考えられる病気が、抜毛症(ばつもうしょう)です。抜毛症はトリコチロマニアともいいます。
では、抜毛症とはどんな病気なのでしょうか。

毛髪、またはまつ毛を抜きたいという症状が抑えられず、目立つほどに抜いてしまう病気です。抜毛癖(ばつもうへき)とも呼ばれています。
毛髪を抜く前に緊張感の高まりがあり、抜いている最中には快感や解放感があるとされています。しかし、子どもの場合には、癖のようなもので、意識せずに抜いてしまうことが多いようです。これが一時的なものでしたら問題ありませんが、大人になってもやめられなかったり、他の精神病を伴ったりしている場合には、注意が必要です。

https://www.mental-clinic.net/disease-name/dn-no18

抜毛症の原因ははっきりとわかっていないようですが、強いストレスを感じた時に起こりやすいことがわかっています。

抜毛症になると白髪や体毛を抜くことが楽しいと感じることが必ずしも当てはまるようではないようです。抜毛症なのかどうかセルフチェックもありますので、気になる方は参考になさって下さい。

トリコチロマニア(抜毛症)のセルフチェック

次の項目に該当する方は、トリコチロマニアの可能性があります。自分に当てはまることがないかセルフチェックしてみましょう。
・毛を抜くことで容姿に影響が出ると分かっていても抜くのを止められない
・抜毛を止めようとは思っているけど、どうしても抜いてしまう
・抜毛することで容姿が変わり、恥ずかしいと感じている
・抜毛により生活に支障をきたしている
・無意識に毛を抜いてしまうことがある
これらはトリコチロマニアの患者さんでよく見られる行動です。当てはまる項目が多いほどトリコチロマニアの可能性が高いと考えられます。

https://tokyo-agaclinic.com/column/tricotillomania/

白髪以外にもまつ毛や体毛などを抜くことがよくないこととわかっていても、やめたいのにやめられないことが抜毛症の症状の大きな特徴ということです。
もし、セルフチェックで抜毛症に該当しそうな方は専門機関の受診をおすすめします。

白髪が気になるのでつい抜いてしまう

白髪を1本発見したときに目立つのでつい抜いてしまうということってあると思います。

わざわざ髪の毛の中から白髪を探して抜くというよりは、白髪を見つけてしまったので抜いてしまおうという方が多いと思います。

白髪を抜くこと自体が楽しいという方もいらっしゃるかもしれませんが、1、2本の気になる白髪を抜くこと自体は病気の可能性は低いと考えられます。

では、白髪を抜くことが本来髪の毛や頭皮にとってどんな影響があるのか考えたことはありますか?

美容師の視点からすると白髪を抜くのが楽しいからといって抜き続けてしまうということがおすすめできない理由があります。

美容師が白髪を抜くのをおすすめしない理由

白髪も抜き続けると毛が生えなくなるリスクがある

生え際、分け目、頭頂部

白髪といっても同じ髪の毛なので、無理やり抜くことで抜くと毛根に負担がかかり生えなくなることがあり、生えてきても以前の髪の毛ほどしっかりした髪の毛が生えないリスクがあります。

毛根のダメージを受けると炎症が起こり、頭皮の環境にもよくない状況になりかねません。

髪の毛のボリュームが減ってしまう

髪の毛にはヘアサイクルという周期があって簡単に言うと、髪の毛が成長する期間や髪の毛の成長お休みする期間があります。

白髪を抜くことでこのヘアサイクルが乱れると、髪の毛が育たなくなり結果として髪のボリュームが減ってしまう可能性があります。

気になる白髪を目立たなくする対策は?

ヘアマスカラ

ビゲンヘアマスカラ

どうしても白髪が気になるという方は、白髪を抜く以外の様々な方法で目立たないようにすることができます。

ほんとに数本だけであれば、ヘアマスカラがおすすめです。メイクのマスカラと同じような形状の細いブラシで、気になる白髪を簡単に染めることができます。

シャンプーをすると簡単に落とせるものやヘアマスカラの使用を続けることで徐々に白髪を染めて目立たなくすることができるものもあります。

固まって他の毛束とまとまるものや手ぐしが通るサラッとしたタイプなどがありますので使用感も選ぶことができます。

髪表面に1本だけ白髪があって気になる時にヘアマスカラで染めることで周りの髪の毛と馴染んで目立たなくなりますので、今の髪色に合わせて染めることで白髪もなかったことのようにすることができます。

お出かけ前にサッとひと塗りするだけで白髪を染めることができるので、ポーチに1本入れておくと便利なアイテムです。

カラートリートメント

白髪染をしても時間が経つとどうしても白髪が目立ってしまい気になるという方におすすめなのがカラートリートメントです。

シャンプーの後にいつものトリートメントをカラートリートメントに変えるだけで、白髪を染めることができます。色味や質感も様々なカラートリートメントがありますので、好みに合わせて選ぶことが可能です。

新しく生えてきた白髪や白髪染めが落ちてしまいキラキラと目立つようになってしまった方にもカラートリートメントはおすすめです。

分け目や髪型を変える

部分的に白髪が多くて目立つという方は、分け目を変えてみるのもおすすめです。

真ん中分けの方は左右のどちらかに変更して、元々左右どちらかで分けている方は思い切って今とは逆の分け目にチャレンジしてみると今よりも白髪が目立たないようになる分け目が見つかるかもしれません。

生え際に白髪が集中している方は、前髪を作ってみるのもおすすめです。前髪があることで白髪が伸びても気にならなくなる可能性があります。

自分で色々と考えてみたけれど、分け目や髪型についてわからないという方は美容師の方に相談なさってみて下さい。

きっとあなたのお悩みに合わせたより良い髪型を提案してくれると思いますよ。

白髪を抜きたくてもちょっと待って!

分け目を変える、染めることで対策しましょう

どうしても白髪が生えてくると気になるものですよね。白髪を見つけると抜かずにはいられないという方も多いと思います。

ですが、今後の頭皮や髪の毛の状態を考えると楽しいからといって抜いてしまうことは美容師としてはおすすめできません。そんな時は、白髪を抜く以外の方法をぜひ検討してみて下さい。

よりよい白髪との付き合い方が見つかれば幸いです。