グレイヘアは一歩間違えるとただのおばさんになります
白髪染めをやめるだけで手抜きをしているわけではない
2018年にあえて白髪染めをしない「グレイヘア」が流行語になりました。本もたくさん出版され、有名人では近藤サトさんが白髪染めて活動するようになりました。
ありのままで美しくという姿勢が支持され、きっかけに白髪染めを辞めグレイヘアに移行しようという方が増えました。
でもちょっと待って欲しいのです。
グレイヘアでキレイな人もいますが、やつれて見えて実年齢よりずっと年上のおばあちゃんに見えてしまう方もいます。グレイヘアでも素敵でいるために大事なのがファッションです。
今回、40代50代の方向けのファッションのポイントを解説します。
原色もOK!服は華やかな色を
グレイヘアは髪色が明るくなるので、似合う色の幅が広がります。ビビットな色がより似合うようになります。
黄色のジャケットと赤リップ
鮮やかな黄色のジャケットが自然に似合うのもグレイヘアだからこそ。
グリーンがより明るく見える
グリーンのブラウスがよくお似合いですね。グレイヘアだからこそ全体の印象がより明るくなります。
コーラル系もエレガントに
「若い子しか似合わないんじゃないの?」と思われがちな色もグレイヘアだととてもエレガントにまとまります。
ターコイズブルーが柔らかく
鮮やかな青は黒髪やブラウンの髪色の方がお召しになるとややきつく見えちゃう場合もあります。グレイヘアだと柔らかい印象になりますね。
アクセサリー、眼鏡、スカーフ小物を活用する
サングラス×ベルト
黄色のジャケットもお似合いです。色数多いのにまとまっている上級者ですね。
サングラス×ペンダント
大振りのペンダントとサングラスが素敵です。服はブルー系で統一しているのですっきりしてますね。
モノトーンに大振りネックレス
モノトーンの服装だけれど地味にみえないのはネックレスのおかげですね。
大振りピアスがエレガント
大振りのべっ甲調ピアスが似合いますね。シャツの襟を立ててエレガントです。
服とイヤリングの色を合わせて
黄色のイヤリング、黄色のニットがお似合いです。色数を統一すると派手な色でも落ち着いたコーディネイトになります。
カジュアルなのにエレガントになるスカーフ
一見するとものすごくカジュアルコーデなのに小物の使い方が上手。
きちんとヘアケア、ヘアセットをする!
ここが一番大事かもしれません。ヘアケア、髪をちゃんとセットしていることで白髪でも手抜きに見えなくなります。
今の流行ではおくれ毛を出したり髪を崩すのが流行ってますが、白髪が混ざるととどうしてもアホ毛が目立ちやすいので、崩しすぎないことが大事です。
サラサラショートカット
ヘアアクセを活用したヘアアレンジ
流れる前髪が素敵なショートボブ
ハーフアップも毛先を巻いて
ツヤツヤだからキレイに見える
白髪染めのダメージがないからこそ、ツヤは死守したいもの。輝くグレイヘア素敵ですね。
口紅に鮮やかな色をチョイス
お洋服がモノトーンなど色味が少ない場合は、口紅を赤など鮮やかな色にするとおしゃれになります。
モノトーンコーディネイト+赤リップ
アクセサリーや赤い口紅がアクセントになってます。
深紅ルージュがエレガント
グレイヘアだと真っ赤な口紅もケバくなくお似合いです。
ピンクで肌色もキレイに
コーラルピンクの口紅でも肌がキレイに見えて素敵です。
グレイヘアの鬼門がカジュアルすぎるコーディネイト
グレイヘアを素敵に見せる場合、きちんとヘアケアを行い、ヘアセットもすることが大前提です。
40代になってくるとダメージデニムやパーカー等のカジュアルなアイテムを着ても生活感が出過ぎることがあります。もし、ダメージデニム、パーカー、スニーカー、ノーメイク、グレイヘアだと完全なおばちゃんです。
もしデニムを履くのなら、他のコーディネイトやメイクでトータルでキレイ目に見えるように仕上げます。
グレイヘアって美意識が高い方が楽しむ上級者おしゃれかもしれません。