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カラーリングで頭皮はかぶれる?アレルギー反応と何が違うの?

白髪について

カラーリングで頭皮がかぶれてしまうのはなぜ?

カラー剤の成分でかぶれている可能性も

カラーリングでかぶれてしまうのは、カラー剤に含まれている成分によって起こることがわかっているようです。

カラーリングによるかぶれは人それぞれ違いますが、以下の4つの症状になるようです。

  • かゆみ
  • 腫れ
  • 赤み
  • ブツブツ

このようなかぶれは頭皮のコンディションに関係なくカラー剤が、頭皮に触れた瞬間から起きたヒリヒリした感覚やチクチクした感覚などの違和感も含まれるそうです。

前回のカラーリングはかぶれなかったけれど、今回のカラーリングではなんとなく頭皮に違和感があるなんてことも珍しくはないようです。

ただし、かぶれと言ってもカラー剤に含まれる成分によってアレルギー反応が出ている場合もあるそうです。

もし、アレルギーの可能性があるのにカラーリングを続けた場合、頭皮以外にもかぶれが現れたりすることもあるようなので注意が必要と言われています。

たけうち皮フ科クリニック
毛染め(ヘアカラー、ヘアダイ、おしゃれ染め、白髪染め)で、かぶれることがあります。ヘアカラーにかぶれる人は少なくなく、かぶれ成分のパラフェニレンジアミンに反応する人は1割程度と考えられています。

http://www.takeuchiderm.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/17

食べ物でじんま疹が出たり、薬品や化粧品でかぶれを起こすことがあります。
「かぶれ」とは、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状を伴う皮膚炎のことです。
大きくは、「非アレルギー性のかぶれ」と「アレルギー性のかぶれ」に分けられます。
ヘアカラーも、体質、肌の状態によって、「かぶれ」を起こすことがあります。

ホーユー:https://www.hoyu.co.jp/startup/patch_test/allergy_kabure/

かぶれとアレルギー反応の違いについて

かぶれは、原因によって以下分類分かれるようなのでそれぞれの違いについて紹介したいと思います。

刺激性のかぶれ(刺激性接触皮膚炎)

皮膚の状態が敏感な方や傷がある場合、バリア機能の低下などが主な原因となりかぶれるそうです。

カラーリングの際に、頭皮の状態によってはかぶれが起きることもあれば大丈夫なこともあるという場合は、刺激性接触皮膚炎に該当する可能性が高いようです。

アレルギー性接触皮膚炎

カラー剤に含まれる成分から体を守ろうとして免疫が過剰に反応することが原因となりかぶれてしまうそうです。

アレルギーの可能性があるかぶれの場合は、一度アレルギー反応が起きるとカラー剤に含まれる成分に触れる度にかぶれが起こることがわかっているそうです。
もしかしたらアレルギーなのかもしれないと思い当たる方は、皮膚科でパッチテストをすることによりアレルギーの有無を調べる方法があります。

藤田医科大学医学部アレルギー疾患対策医療学講座より

刺激性のかぶれ(刺激性接触皮膚炎)は、強い刺激物質なら誰でもなりますが、化粧品や医薬部外品などでは、皮膚が敏感な方や皮膚に傷があり、皮膚のバリア機能が弱っている方が、皮膚に付いた化学物質によって、赤み・痛みなどの症状を起こします。ですから、その物質に触れても、皮膚の状態により、症状が出たり出なかったりします。

http://fujita-hu.ac.jp/~allergy/qanda5/

アレルギー性のかぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)は、皮膚に付いた化学物質から体を守るための免疫が過剰に反応し、体に障害をもたらすことです。
かゆみを感じ、その後に赤み・腫れ・ブツブツ等の症状が出ます。
一度アレルギーになると一生、その物質に触れるたびに症状がでます。

http://fujita-hu.ac.jp/~allergy/qanda5/

パッチテストという方法があります。これは、アレルギー性接触皮膚炎の原因特定に有用な検査です。
パッチテスト用に開発された布やアルミニウムの皿を絆創膏につけたパッチテストユニットがあり、アレルゲンを付けて皮膚の上に2日間貼ります。アレルゲンを強制的に皮膚から吸収させ、人工的にアレルギー性接触皮膚炎を再現させることにより原因を特定しようとするものです。
ヘアカラー剤はオープンテスト(塗ってそのまま)で反応をみます。成分のパラフェニレンジアミンなどは1%にワセリンで薄めた試薬をクローズドテスト(48時間閉鎖貼付)します。判定は、2日後、3日後、1週間後にします。

http://fujita-hu.ac.jp/~allergy/qanda5/

かぶれないカラーリングはあるの?

かぶれはアレルギーの場合やそうでない場合でも、必ずしもかぶれないカラーリングはないそうですが、カラー剤の中でもヘアマニキュアやヘアマスカラはかぶれにくいと言われています。

かぶれにくい理由としまして、カラーリングの施術方法が地肌に薬剤が付きにくい施術方法とかぶれ成分のパラフェニレンジアミンが含まれてないということが挙げられるからです。

基本的にヘアマニキュアやヘアマスカラは地肌に付けないように離して毛髪のみを染める施術方法になるのでかぶれるリスクは極端に少なくなります。

かぶれるリスクを極力減らしたい場合は、皮膚科でパッチテストしてもらいアレルギー反応を調べてもらいヘアカラーしても大丈夫なのか確認してみましょう。

さらに心配であれば頭皮に薬剤を付けない施術をするヘアマニキュアやヘアマスカラを選択するのが良いと考えられます。

かぶれにくいカラーリングのまとめ

頭皮が敏感な方は美容室で相談してください

カラーリングをしたいけれどかぶれが気になるという方は、皮膚科などで調べてみるのも良いかもしれません。

また、美容室では頭皮に触れないようにカラーリングをする方法を行っているところもあります。

アレルギーの可能性がないとわかっている方で、頭皮が敏感な方やなるべく頭皮にカラー剤を付けないようにしたい方は一度美容室で相談してみるのも良いと思います。