薄毛や白髪はどの程度遺伝するのか調べてみました
将来は親と同じ頭になると不安なあなたへ
髪の毛って本当に遺伝するのかどうか気になったことはありませんか?
よく薄毛や白髪などは遺伝することがあるなんて言われたりしていますが、もしかしたら将来遺伝するリスクがあるのかもしれないと考えたら不安になりますよね。
もし、薄毛や白毛など遺伝リスクがわかるのであれば今から出来る対策がしたいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は髪の毛は本当に遺伝するのかどうかや遺伝リスクの調べ方と対策方法をご紹介します。
髪の毛は遺伝するの?
髪の毛は遺伝するのかどうか?
髪の毛はくせ毛や髪色など様々なことが遺伝することがわかってきています。
具体的にどのように遺伝するのかわかっている部分もあれば、まだ研究段階でどのように遺伝するのかまだわかっていない部分もあります。
薄毛や白髪の髪質も遺伝するのか?
薄毛は遺伝する可能性がある
女性の薄毛にはFAGAがあり、FAGAは遺伝することがわかっています。
FAGAとは?
AGAは主に前頭部や頭頂部といった、頭部の一部分が薄くなる特徴的な症状が現れます。一方でFAGAの場合はAGAのように局所的な脱毛が起こるわけではなく、頭部全体が薄くなっていくという特徴があります。このような症状は、主に40〜50代頃の壮年期に起こることが多いとされていますが、稀に20代頃にも起こる場合があります。症状の現れ方は様々で、個人差もあります。なかでも分け目がクリスマスツリーの枝のように広がる「frontal accentuation」という症状が有名です。
https://agahairclinic.or.jp/women-factor/
FAGAは男性の薄毛のAGAとは薄毛の症状が表れる部分が違うことが特徴です。
遺伝に関しては、男性ホルモンが深く関係しているようです。
一方で男性の薄毛であるAGAは女性のFAGAと同様に遺伝することがわかっています。
AGAとは?
https://www.reve21.co.jp/aga/
AGAとは、特定の薬剤の名称ではありません。
「Androgenetic Alopecia(アンドロゲネティックアロペシア)」の略で「男性型脱毛」の事です。
これは成人男性によく見られる脱毛タイプの一種で、思春期以降に、頭頂部や前頭部が薄くなっていくのが特徴です。
女性の薄毛であるFAGAとは症状が表れる年齢や部位などが異なることがわかります。
白髪は遺伝する可能性がある
白髪は遺伝するという根拠はないそうですが、色素(メラニン)という観点からすると遺伝が関係する可能性が高いと言われています。
現在の医学では「白髪」と「遺伝」が直接結びつく根拠はないようですが、「色素」は親から子へと遺伝するのはわかっているそうです。
https://ketsuken.jp/column/lifestyle_diseases/column-848
よって両親のどちらかが若い時から白髪が多いなどであれば遺伝が関係している可能性があります。
特に、耳の後ろや後頭部の白髪は遺伝の影響が大きいと言われています。
白髪はストレスや生活習慣なども大きく関わると言われていますが、なんらかの理由でメラニンが作られないことが原因です。他にも紫外線など頭皮環境が良くない状況や加齢なども白髪発生に関わっています。
白髪の遺伝的なことは、白髪が多い家系はその子供も白髪が多いということもわかっていますが、もし遺伝的なことがさらに解明されれば、白髪を染めるという以外の治療法や選択肢が出てくる可能性もあるかもしれません。
父親と母親どっちから?
遺伝するとわかっているのはAGAとFAGAですが、どちらも同じ遺伝的な要因です。実は、薄毛の遺伝的要素は父親と母親のどちらからも遺伝することがわかっています。
薄毛の原因となるのは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種です。
ジヒドロテストステロンとは?
薄毛の原因物質、男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、
https://shinwa-dr.net/qa/33/
男性ホルモン(テストステロン)と酵素「5αリダクターゼ」が反応して生成されます。
この5αリダクターゼの活性(化学反応が活発に行われる性質)が高いほど、DHTを生成しやすくなるのですが、この性質は遺伝によって決まります。つまり、5αリダクターゼの高い活性を両親のどちらかが持っていると、FAGAになる可能性が高いと言えます。
薄毛は、DHT(ジヒドロテストステロン)と、毛乳頭の男性ホルモン受容体が結びつき、ヘアサイクルが乱れることで進行します。
そして男性ホルモンの受容体は、人によって感受性(影響の受けやすさ)に違いがあり、感受性が強いほどFAGAになる可能性が高いです。
ただし、遺伝のリスクがあるからといって必ずしも薄毛になるとは限らないこともわかっています。薄毛の原因は生活習慣なども関わってくるため、遺伝がすべてではないということです。
さらに言うと薄毛の遺伝的な要素は遺伝することはわかっていても完全には解明しきれていないそうです。
あくまでもリスクがあるかもしれないということなので、100%の確率で薄毛になることは考えられません。
遺伝リスクの調べ方と対策
遺伝のリスクが具体的にわかっているのがAGAとFAGAで遺伝リスクを調べる方法があります。
FAGAもAGAと同様の検査項目を調べることで遺伝のリスクを調べることができますので、今回はAGAとFAGAの遺伝リスクの調べ方と対策方法をご紹介します。
AGAとFAGAの遺伝リスクの調べ方は?
- アンドロゲンレセプター遺伝子検査
- DHT(ジヒドロテストステロン)検査
という検査で薄毛遺伝要素を調べることができます。
男性の場合、AGAの遺伝子リスク検査は自宅で口の中の粘膜を採取して郵送することで後日検査結果を受け取れる検査キットがあります。
専門の医療機関で検査をする場合は、口の中の粘膜を採取する他に血液検査で調べる方法をメインに検査している場合もあります。検査費用は保険適用外のため自費での検査となります。
費用はおよそ10000円~20000円程度で行っているところが多いようです。
女性の場合ですが、FAGAに対応した自宅で行う検査キットが個人向けにはまだ販売されてないようです。
全国にクリニックがあるAGAスキンクリニックは女性専用のクリニックもあるので、男性の目をきにすることなく受診することができます。
もし女性がFAGAの遺伝子リスクを調べたい場合は専門の医療機関を受診することをおすすめします。
男性用AGA検査キットしかない理由
AGAの検査キットでもFAGAの遺伝リスクの調べられる検査項目がありますが、検査対象が男性のみと限定されていることがあります。なぜ男性限定なのかと言うと次のような理由があるからです。
アンドロゲンレセプター遺伝子のDNA検査の対象は、男性のみとなります。アンドロゲンレセプター遺伝子はX染色体に存在し、X染色体を2つ持つ女性の場合、調査するのに複雑な方法が必要になるからです。そのため、検査は男性に限らせていただきます。
https://www.hairmedical.com/about/option/#sec02
遺伝子キット検査でAGA遺伝リスクを調べることができるのは男性のみ。女性は医療機関で検査ができる。
遺伝以外の対策方法
AGAやFAGAは遺伝以外にも生活習慣やストレスが大きく関わっています。
なかなか髪の毛や頭皮のケアまで手が回らないという方も多いと思いますが、例えばシャンプーをする時に抜け毛はどうだったのか頭皮の状態を鏡でチェックするのがおすすめです。
最近、抜け毛が多いことや頭皮が赤い気がするなどの症状はAGAやFAGAとまではいかなくても、体の疲れや体調変化のシグナルかもしれません。
AGAやFAGAは早期の治療が重要で、治療が遅れるとそれだけ効果が出にくくなります。髪の毛や頭皮に異変を感じた時は、専門の医療機関の受診をおすすめします。
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遺伝についてのまとめ
今はまだ未解明のことが多いけれど
きっと近い将来に髪の毛の遺伝についても様々な遺伝的要素やこれまでわからなかったことが解き明かさせるときが来るのではないでしょうか。必ずしも遺伝するわけではないとわかっていても、遺伝のリスクがある場合はやっぱり不安ですよね。
もしかしたら、遺伝するのかもしれないと気になっている方は検査も視野に入れてみるのも一つの方法です。
頭皮や髪の毛の気になることがあったら、ぜひ早めの受診を心がけて下さいね。