現役の美容師がおすすめ!

白髪染めトリートメントのランキング

白髪染めトリートメント

市販の白髪染めで長持ちするのはどれ?口コミを参考に美容師が選んでみた

白髪染め、ヘアカラートリートメント 注目の商品

何を買ったらいいか分からない!迷う方はぜひ読んで!

成分、使いやすさからプロがオススメできるアイテムを選びました

悩む、考える女性

自宅で手軽に染めることが出来る事から人気のある市販の白髪染め。ここ最近では、多くのメーカーから多数の商品が発売されていて、どれを購入したらいいか迷ってしまいますよね。

もちろん、美容師としてはお店でカラーリングする事をオススメしたいことは確かです。

しかし、綺麗に染めてもあっという間に生えてきてしまう白髪を、その都度美容室でカラーリングするのは時間とお金両方かかってしまいます。

そこで今回は、人気口コミサイトの評価を参考に、成分や使いやすさなど様々な観点から美容師目線で長持ちする白髪染めを選んでみたいと思います!

ロレアルパリ エクセランス ヘアカラークリームタイプ

ロレアルパリエクセレンス

市販のヘアカラーの商品の中ではやや値段が高い方ですが、ロレアルパリはかなりメジャーなブランドですので、1度を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

市販の白髪染めは、浸透しやすいように水っぽいテクスチャーの商品が多いように感じます。しかしこちらはしっかりとしたクリーム状になっています。水っぽいと浸透しやすくムラなく染まりやすいイメージもしますが、白髪の毛髪はキューティクルがしっかりしている為、薬液をしっかりと根本付近で留まるように塗布しないと綺麗に染まりにくいです。

その点でクリーム状のロレアルの白髪染めは優れていると感じます。口コミサイトでも納得の3位を獲得し、しっかり手触り良く染まると高評価を得ています。

やはり、染めあがりがしっかり染まっていないと当然色持ちも悪くなりますよね。

また、通常白髪染め後は、髪がアルカリ性に傾きやすくなっています。しかし、こちらは弱酸性のトリートメントが付属されていて、アフタートリートメントとして使用する事により手触りも良くなりますし、色持ちアップの効果も期待できます!

※健康な髪の毛は通常弱酸性です。カラーリング後のPHをコントロールする上で適しているといえます

3年ほど2ヶ月間隔で使っています。
私には黒髪に仕上がります。
毎回色が落ちてくる頃が楽しみ。
次は6以上にしよう。
キレイに仕上がるし、染めたところが白くなることはないです。

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ウエラ トーン ツープラスワン クリームタイプ

ウエラトーン2プラス1

こちらも白髪にしっかりと薬液が浸透しやすい形状のクリームタイプの白髪染めです。
ウエラは美容室用のカラー剤なども販売しているメーカーの為、個人的に信頼感があります!また、成分においても「アボガドオイル、ホホバオイル、ヒマワリオイル」 3つの天然直物成分が配合されている為、仕上がりの艶感も良く感じられそうです。

1剤、2剤ともにクリーム状の為、生え際などの部分染めとして小分けにして使用する事もできるので非常に便利だなと感じます。

口コミサイトの評価も4位と高評価です!

クリーム状なのでしっかりと白髪に薬液が浸透しやすいので、しっかりと染め上がる為色持ちも良いとのことでした。こちらやや臭いは強めとのことですが、普段セルフカラーで染まりにくい、パサつきが気になる、と感じる方は試してみていただきたい商品だなと思います。

色は5Gを使ってみました。
クリームタイプはしっかり塗れるし液がたれてこないので使いやすいです。
白髪がかなり多いのですがきれいに染まりましたし、トリートメント成分が配合されてるから髪の傷みもなかったです。
そして色持ちがとても良いです。
しっかり染まって髪にツヤがでて気に入りました!
使いたい分だけだせる所もいいです。

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スティーブンノル カラークチュールクリームヘアカラー

スティーブンノルも美容室用の薬剤も販売されているメーカーですので、成分なども良く考えられて作られているなという印象です。

注目したところが、カラー剤のアルカリ成分を減力して作られているところです。美容室で使用していく白髪染めの場合、お客様の髪質や白髪の量に合わせてアルカリを減力したりする調整をしていきます。

白髪染めの1剤は大半がアルカリ性です。市販の商品でアルカリ減の対策が取られているというカラー剤はあまりないかと思います。そのアルカリ対策の成分により、染め上がりの手触りも良くなり色持ちを良くしてくれる効果も期待できます。その点は、口コミサイトを見ても感じられました!

また薬液の形状はこちらもクリームタイプの白髪染めになりますので、薬液の形状的にもしっかりと染まりやすいです。

そして、こちらのカラー剤はカラーリストが監修し色持ちの良い色味を考えられて作られています。白髪染めは色味の配合の仕方でも、白髪への入り方が変わってくることがあります。その点でもしっかりと研究されていると感じます。

口コミサイトでも7位と上位のランクインでした!

色々と口コミが良い白髪染めを試しましたが、やっぱりこれが一番合っています。
白髪にも色がきちんと入ります。
他の良いといわれるものは、確かに綺麗に染まるけれど、色抜けが早かったです。
染めて1か月持ちませんでした。
が、スティーブンノルは1か月持たないという事はないです。
やっぱり日本製というのが良いのかも!

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シエロ ヘアカラークリーム

この形状のカラー剤、考えた人はすごいなと美容師の私でも感心してしまいます。容器をワンプッシュするとクリーム状の1剤2剤がそれぞれ出てきますので、専用のブラシに着けて生え際に乗せていくという方法です。ほとんど手間がなく、簡単なのです。

自宅で白髪染めをするとなると手はもちろん、あちこち汚れてしまいやすい事がネックですよね。これならば汚れることなく染めることが出来ます。

また、容器の中で密封されているので酸化しにくく残った分はそのまま取っておきやすいところも魅力です!

自宅でセルフカラーを繰り返すとネックになってくるのが、染める必要のない毛先に薬液がついてダメージに繋がる事です。

しかしこの形状の薬液ですと、毛先の方には薬液が行きわたりにくく根本だけ染めることが容易な点が良いなと感じます。

また、通常カラー剤は1剤2剤が混ざり合うことにより科学反応し毛髪を染めていく仕組みになります。こちらのカラー剤の場合、容器などで混ぜたのちに染めていくのではない為、薬を毛髪に塗布しながら何度かコーミングしながら馴染ませていくことがポイントです!そうする事により薬がしっかりと反応し、より白髪にしっかりと色が入りやすく退色もしにくくなってくると思います。

口コミサイトでは15位でしたが、このタイプの形状の白髪染めの中では1番の高評価でした!

匂いに敏感で白髪染めとかニオイがきついかなと思ってたんだけど、
大丈夫でした。ブラシもついているので、手が汚れないし
混ぜる手間もいらないのが良いです。
中々うまく染まらない事が多かったけど苦労なしに染まりました

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美容師目線の口コミ分析まとめ

薬剤の過度なダメージを防ぎやすいのはクリームタイプの白髪染め

以上が、口コミサイトの評価を参考にしながら美容師目線で選んだ白髪染めでした。当然のことながら、“色持ちの良い白髪染め=しっかりと白髪に色味が入る“ となります。

市販のカラー剤で色持ちが悪いと感じる場合の大半が、最初の段階で薄い染まり上がりになっていると感じます。(しっかりと染まっていない)

その点で、白髪への浸透性の高さからクリームタイプの白髪染めをメインにオススメしてきました。簡単に染めやすいメリットから多くの方が良く使用されている泡や液状タイプの白髪染めの場合、既にカラーリングされダメージがある部分にも薬液が付きやすくなってしまいます。それよりダメージやパサつきの原因になってしまう為要注意です。

しかしその反面クリームタイプは後ろの見えない部分は非常に染めにくいというデメリットもございます。可能な場合は、見えない部分はどなたかに塗布していただく方法を推奨いたします。それくらい、美容師の私でも見えない部分の塗布は非常に難しいです。

塗ってもらう方法が難しい場合は、生え際やトップ、襟足など届く範囲のみ染めるという方法も検討してみて下さい!

大半の方が、見える部分(とくに生え際)に集中して白髪が生えている場合が多いので、その方法でも綺麗に仕上がるかなと思います。是非、そちらも市販の白髪染めを使用する際の参考にしてみて下さい!