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白髪染めトリートメント

女性の白髪ケアの方法5つについてメリット、デメリットを比較してみた

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年齢と共に増えてくる白髪

気になっている方も多いのではないでしょうか?

白髪には様々な要因がございますが大半が遺伝や年齢的なものが要素になっていると言われています。ストレス性や不規則な生活によることが要因の白髪は見直すことにより改善されることも多いですが、遺伝や年齢的な要素による白髪の場合減る事はほとんどありません。いかに生えてきた白髪とうまく付き合っていくかが必要になってきます。

白髪ケアと言えばカラーリングで染める方法が一般的です。

しかし、一言で白髪染めと言ってもその種類も様々ございます。こちらでは白髪の5つのケアついてメリット、デメリットを比較してみましたのでご紹介いたします。

白髪染め

白髪ケアの中では一番メジャーで大半の方がカラーリングされているのではないでしょうか?よくジアミンという言葉聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?

ジアミンという染料により染めていくのが一般的な白髪染めになります。
ジアミンとは、パラフェニレンジアミンの略でして、この染料のより白髪はもちろん黒髪部分にも色味を入れていくことが可能になります。

メリット

  • カラー剤の明るさの選択により、明るくも暗くも幅広く選択可能(明るさには限界あり)
  • 色味のバリエーションも豊か
  • 白髪にしっかりと色を入れる事が出来る
  • 基本的には白髪に入れた染料は抜けにくい
  • 色選択により白髪部分はもちろん黒髪部分にもリフトアップ効果がある

デメリット

  • ジアミンのアレルギー反応が起きる可能性がある
  • セルフカラーや髪質やダメージレベルに合わない薬剤を使用するとダメージしてしまう
  • ファッションカラーほどのリフトアップ効果は望めない

ヘアマニキュア

髪の表面にコーティングする事によりカラーリングしていく方法になります。

メリット

  • コーティング作用により着色するためダメージしない
  • 艶感がでる
  • ジアミンのアレルギーの人でも使用することが出来る

デメリット

  • 水に弱く、洗っていくと色が抜けていく
  • リフトアップしない為黒髪部分は基本的に変化しない
  • 頭皮に付けられない為(落ちなくなってしまう為)根本1mほどは染まらない

ヘナ

琉球ヘナ

草木染の染料になります。100%純粋なヘナの場合、白髪部分はオレンジ色に発色します。自然派志向の方に好まれて使用されています。

サロンで使用されているもの、市販のものを含め「ヘナ」と分類されているものには配合し成分が様々ございます。染め上がりがオレンジではない物に関しては、基本的にはヘアマニキュアなどにも使われる染料が配合されているものが大半です。

メリット

  • 続けていくことによりハリコシ感が出てくる
  • 植物性の為、安心して使用できる
  • 頭皮が綺麗になる

デメリット

  • 気温や湿度により染まり具合が不安定
  • ヘナ100%の場合色味の選択ができない
  • ハイダメージの人の場合ゴワゴワした手触りになる場合もあり
  • 草木染めと思って使用しても、染料が配合されている場合も多い

ハイライト

白髪が染まる染料を使用する事なくホイルワークで施術していく方法です。ベースの髪に対してハイライト(明るい部分)やローライト(暗い部分)施すことにより陰影をつけ白髪を生かしつつなじませる白髪ケアの方法になります。

メリット

  • 新生部が生えてきた時の境目が目立ちにくい
  • 通常の白髪染めと違い頻繁に染める必要が無い
  • デザイン性がある為オシャレ感がでる

デメリット

  • 薬液選択や技術が必要なためセルフカラーで施すことは困難
  • 白髪の量が多すぎると馴染みにくい場合もあり
  • ハイライトにブリーチを使用する場合はダメージケアが必要になる

カラートリートメント

自宅でトリートメントする感覚で白髪に色味を入れる事が可能な方法です。
髪の毛の表面をコーティングするというメカニズム的にはヘアマニキュアと非常に似ています。また、基本的に白髪の部分にのみ着色する染料になります。

メリット

  • 自宅で手軽に染める事が出来る
  • ダメージしない
  • アレルギーがあって白髪染めが出来ない人でも使用できる
  • ダメージ補修効果や頭皮ケアができるものもある
  • 艶感が出る
  • ヘアマニキュアと違い手や頭皮に着いても落ちやすい

デメリット

  • リフトアップ効果はない為、明るくすることはできない
  • 選択できる色味の種類が少ない
  • 基本的にセルフケアの商品であること
  • カラートリートメントの染料が、白髪染めやファッションカラーとの相性が悪い(カラートリートメント後に行うと、希望の色に染まらなくなる)

以上が主な5つの白髪ケアになります。

利用者が多いのは断トツ白髪染めだけど

それぞれメリットデメリットがある方法になりますので、自分にはどれが向いているのか迷ってしまいますよね。高いメリットや色味や明るさバリエーションでいうと、やはり通常の白髪染めがダントツではないかと感じてしまいます。

しかし、先ほど挙げてきた通り白髪染めはジアミンという染料によりアレルギーを起こす可能性があります。アレルギーではないけれど、少し痒くなったり、染みたり、という経験がある方も多いのではないでしょうか?その作用もジアミンをいう染料の為に起こる現象です。続けて行うことによりある日アレルギー反応を起こすかもしれないというリスクはあります。

美容室で施術する場合は、頭皮の保護剤や塗布量の調整など行いつつの施術も可能になる為、白髪染めを行いたいけど頭皮やアレルギーが不安な方は美容室での施術をオススメします!

また、リフトアップ効果を望まないのでしたらカラートリートメントもオススメになります。なんといっても自宅で簡単に使用できるのに、頭皮も髪もダメージしないというところが魅力ではないでしょうか?

週に数回使用する事により白髪を自然にカバーできるところは高いメリットだと思います。

しかし、白髪染めも合わせて使用していくことはオススメできないというデメリットもお忘れなく!
上記に挙げた以外にも、ノンジアミンカラーやヘナ以外の草木染等様々ございます。
ぜひ、身近な美容師さんのも相談してみたりしながら、自分にぴったりの白髪ケア方法を
見つけてみてくださいね!

まとめ

白髪ができにくい生活習慣も大事

そして白髪を染めるケアももちろん重要ですが、今後白髪が増えにくいようにするための心がけも重要と思います。

ストレスや生活習慣の乱れで増えた白髪の場合、日々の健康管理が必要です。バランスの良い食事、睡眠が非常に大切になってきます。

また、添加物の多い食事と睡眠不足は白髪の増加はもちろん、抜け毛もしやすくなるので注意してみて下さいね。