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白髪染めトリートメントのランキング

白髪染めトリートメント

使用歴5年・カラートリートメントを活用した白髪ケアの利点を教えます

自宅でセルフケア

カラートリートメントって、何?

カラートリートメントを使うことのメリット

生え際、気になります。

30代で白髪が増えてから、カラーリングするたびに、きしむような手触りに悩む日々が続きました。 ケミカルな染髪剤からナチュラル素材と言われるヘナまでいろいろ試しましたが、満足のいくものは殆どなかったと言っても良いでしょう。

5年ほど前から私はカラートリートメントに変えました。カラートリートメントは、トリートメントのついでに白髪のカラーリングができる便利なアイテムです。

洗髪後、タオルドライしてから髪に塗布、5~10分放置して成分を浸透させてからすすぐだけで、毎回少しずつ白髪が染まり、ナチュラルな髪色を作ることができます。(私は長年やっているので5分ぐらいの時もありますが、説明書には初回は20分とか書いてあるかもしれません)

また、本質的に「トリートメント」なので、髪に栄養を与えながらカラーリングが可能というのがうれしいですね。

自宅でいつでも気軽にケアできて、髪や肌へのダメージが少ないというのも、人気の理由です。

カラートリートメントの魅力!

最も髪にも肌にもやさしいカラーリングのアイテム

ヘアカラートリートメントは素手でも触れる

髪を染める手段は二つあります。

髪の組織の表面に化学変化を起こさせて染料をしみこませる方法と、表面の上に色を載せていく方法です。前者は一般的な染毛剤のことです。

染めたところにはしっかり色は入りますが、残念ながらプロの美容師さんに施術してもらっても、髪と地肌に少なからずダメージが残ります。美容室で髪を染めたとき、地肌や襟足がピリピリすることはありませんか?美容室でつかうカラー剤も、どらっくすどあで売っている白髪染めも多くのヘアカラー剤は「ジアミン」という成分が含まれ、かぶれる方もいらっしゃいます。

後者はヘアマニキュアやカラートリートメント、ヘナです。繰り返し使用することで、少しずつ髪の表面に色素を蓄積していきます。こちらの方が、髪や肌には優しい染め方です。

マニキュアやヘナと違ってパーマが可能

ヘアマニキュアやヘナは染料で髪をコーティングします。もし、パーマやストレートパーマをしている方であれば、マニキュアやヘナを使うことでパーマはかかりにくくなるでしょう。ヘアカラートリートメントは、染める力は最も弱いのですが、パーマのかかり具合が極端に悪くなるということはありません。

ことにカラートリートメントは、日々の洗髪と同時に髪と地肌に栄養を与えながらカラーリングできる手軽さが人気の理由です。

ほとんどの方がシャンプー後にコンディショナーやトリートメントをご利用されることと思いますが、それをヘアカラートリートメントに切り替えるだけで良いのです。

ケミカルな染毛剤の独特なにおいや地肌への刺激などもなく、白髪染めよりも髪が痛みません。

自分で染め方を調整でき失敗がない

部分的に色が入りすぎるということがない

白髪染めと違って、しっかり染まるわけではないのですが、そこはデメリットではなくメリットでもあると思います。ヘアカラートリートメントは色むらができたとか、色が濃すぎた、明るすぎたという失敗がないのです。

カラートリートメントを初めて使う場合には、ほとんどの商品の説明にもあるように、初めは3~5回連続して使いましょう。ある程度染まったら週2回とか回数を減らしてもOKです。

根元から毛先までまんべんなく色が載り、栄養分が補給されるので艶も出てきて、指通りが変わることを実感するはずです。

ある程度色が落ち着いてきたら、全体にたっぷり塗布してケアするのは週に一回、つむじや分け目などに目立つ、伸びてくる新しい髪の白い根本、そしてフェイスラインの生え際のリタッチで週2~3回の使用を続けていくだけでよいのです。

顔周りは洗顔などでどうしても生え際が濡れますね。

洗顔フォームの泡が付いたり、それをしっかりすすぐことで、色素が落ちることがありますので、鏡を見て白さが気になる人は毎回の染髪で顔周りや鬢(耳の前、こめかみの辺り)だけにカラートリートメントを使う、ということもできます。

好みの色に調整していける

白髪が多い人は、まんべんなく染まった段階で、ブラックなら真っ黒よりもチャコールグレーのような淡い色合いに、ブラウンなら、メッシュの入ったようなニュアンスのあるブラウンヘアができあがります。

その具合をみながら、ブラックとブラウンを併用して、一回ごとに使う色を変えたりして好みの色を作ることもできます。

一回で色が決まるカラー剤による染髪とは違って、時間をかけて楽しみながら調整できますね。そして、その仕上がりに『失敗』はないのです。

カラートリートメントのコスパは?

続けていける金額って大事ですよね

カラートリートメントは一本2000円以上~するものが殆どです。ドラッグストアの白髪染めやヘアカラー剤が1000円前後なので、一見すると『カラートリートメントの方がちょっと高いなぁ』と思うでしょう。

しかし、美容院で施術してもらえば一回数千円、ついでに『傷みそうだから』とトリートメントまで行ったら毎回結構な出費です。

そして、次に染めに行くまでの間に1~2センチは伸びてしまいます。なかなか美容室に行けなくて髪をかき上げたときの白髪にがっかりしたという方もいるのではないでしょうか。

その間のリタッチにドラッグストアなるどで買ってきたカラー剤で間に合わせる、という人も少なくないはずです。いろんな薬を試して、繰り返している間に、髪にはダメージが蓄積します。

コスパ的に、美容室より安く、セルフの白髪染めより高いといったところでしょうか。

キレイな髪で賢くオシャレも楽しみたい女性向け

美意識が高く、こまめに美容室に行って髪を染めていらっしゃる方もいらっしゃると思います。ただ、白髪が気になる世代の女性って、みんながみんな美容にお金や時間を自由にかけれるわけではないと思うのです。

とはいえ、忙しいから楽な髪形で、白髪はとにかく染まればいい!と安い白髪染めでではなく、可能な範囲でおしゃれも楽しみたいと思う方も多いですよね。

ヘアカラートリートメントは2,000円以上しますが、毎日使うわけでもなく髪の長さによっても異なるので一概には言えませんが分量は1ヶ月以上持つことが多いと思います。

現在、カラートリートメントでもメジャーな製品のブランドはほとんどが通販で販売されています。

初回はお試し価格で安く購入できるメーカーが多いので、いくつか使ってみて染まり具合やコンディションについて『自分にはこれが合う』というものが見つかったら、まとめ買いやお誕生月のキャンペーンなどを利用することで10~30パーセントオフくらいで購入できますので、通販サイトの特典などをチェックしてみましょう。

賢く美しい髪を保つために

ダメージを無くし、艶やかな髪を作ろう

カラートリートメントは『また根本の白いのが目立ってきちゃった』という憂鬱も、毛先がぱさぱさになる心配もありません。

カラートリートメントはいくつか使ってみましたが、ブランドごとに利尻昆布の成分やコエンザイムQ10の美容液など、染髪だけでなく、基本的なヘアケアに繋がるものをたっぷり含有しています。

シャンプーからトリートメントの日常のバスタイムのルーチンだけで、好みの色の艶やかな髪を保てるのだとしたら、それを選ばない理由がありません。

白髪とのお付き合いは、恐らく誰でも長くなるはず。

いずれ年を重ねてグレイヘアにチェンジするときにも、元の髪と地肌が健やかであればこそ、年齢相応の美しい髪が作られるのです。