カラートリートメントは家で白髪ケアできる便利アイテム
現役美容師がよくある失敗事例と防止策をお伝えします
美容室に行きたいけれど、うまく時間がつくれなくて白髪が気になる。おうち時間で白髪染めできたらと考える方も多いと思います。
最近カラートリートメントにチャレンジしてみたけれど、思うようにうまくできなかったという声をよく聞きます。
今回はそんなカラートリートメントを使う際の注意点についてお話をしていきたいと思います。
また失敗しやすい例や、その対策についても教えていきます。
カラートリートメントに向いているのはこんな人
まず、具体的にどんな人がカラートリートメントに適しているのでしょうか。
おもに次のようなケースになります。
これらは白髪がある人の例ですが、白髪がない方で使うと良い場合もあります。
それはブリーチでハイトーンにしていて、その色落ちを極力防ぎたい場合などです。
カラートリートメントが染まる仕組み
そもそも、カラートリートメントはどのような原理で染まるのでしょうか。
カラートリートメントはアルカリカラー(美容室でやるカラーリング)と違い、髪の表面付近に染料がくっつくことで発色します。
アルカリ剤でキューティクルをこじ開けるようなことはしませんので、髪を痛めません。
その代わりに、シャンプーするたびに徐々に色落ちしていきます。脱色作用もありませんので、現状以上に髪を明るくする作用はありません。
ですから、今の髪色よりも暗く見せたい場合に使用します。
うまく染まらなかった事例と対策
過去に実際に使ってみたけれど、うまく染まらなかったという方もいるでしょう。
その時、どのような問題があったのでしょうか。
ここからは実際に多い失敗例と、その対策についてお話していきます。
一回でほとんど染まらなかった
パッケージには一度でしっかり染まると書いてあるのに染まらなかった、という場合です。
実際に一度でまあまあ染まるもの無くはないのですが、そう多くはないと思った方がいいでしょう。
基本的には2回目、3回目と、回数を重ねていくことで発色していきます。
ですから根気よく続けてやってみましょう。
3回目くらいから、白髪に色が入ったなと感じる方が多いようです。使い始めはなるべくスパンをあけずに、連続して使ってみるのもいいと思います。
毛先は色が入ったけど根元の白髪だけ染まらない
サロンカラーと併用して、カラートリートメントを使っていく場合に多いパターンです。中間から毛先はすでに染まっているので気にならない。
けれど新しく根元の髪が伸びてきて、そこの白髪をどうにか染めたい場合です。
正直これが最も多いケースで、意外と難しいです。
前提として、カラートリートメントは塗布量が大事です。
まず根元部分に薬をたっぷりのせましょう
髪をかき分けるようにして地肌を露出させ、そこに溜まるくらい薬剤をのせるのがポイントです。
一番染めた部分(フェイスライン)から塗布しましょう
白髪が多い箇所から薬剤をのせることで、しっかり浸透させます。特にフェイスラインは染まりづらいので、顔周りからスタートすると良いでしょう。
最後に気になるところに重ね付けしましょう
気になるところから塗り始め、最後にもう一度そこに戻り、薬剤を重ね塗りします。
顔周りやもみあげなど、短い毛が浮きそうな場合、ラップやコットンで押さえるとさらに良いです。
時間を少し長めにおきましょう
記載されている時間よりも少し長めにおいてみましょう。
たとえば5分で染まるというカラートリートメントでも、10分置いた方が発色がいい場合が多いです。
染まったがムラになった
染まったことは染まったけど、なんだかムラになってしまったという失敗例です。
ムラになるということはつまり、塗布量に多いところと、ほぼ付いていないところがあったという事になります。
イメージとしては根元がもっとも塗布量が多く、毛先になるにつれ少なくなるのがベストです。
また濡れた状態で塗布するのか、乾いた髪に塗布するのかでも違っていきます。
いずれにせよ、髪の水分量をある程度均一にしてからスタートするのが鉄則です。
その他カラートリートメントで注意が必要なこと
カラートリートメントは手軽で安全性が高いのですが、注意しなければならない点もあります。
まず誰が使っても全く刺激がないわけではありません。
化粧品などと同様に、どうしても肌に合う・合わないがあります。
かゆみや赤みが出てしまった際は、使用を停止してください。よくかぶれやすい敏感肌の方はパッチテストをしてから使うことをお勧めします。
カラートリートメントは1回では染まらないものです
塗る量、放置時間を見直してみましょう
いかがでしょうか。
実際に多い失敗例パターンと、その対策について解説していきました。
うまく染まらなかったと感じている人の中には、思い当たるものがあるかもしれません。これから始める人も、是非参考にしていただけたらと思います。