20代で白髪染めを使うときのポイントを美容師が教えます

まだ20代なのに白髪があったらどうする？

若白髪の対処法を美容師が解説します

白髪が気になり始めたけれど、20代で白髪染めをするのは早すぎるのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。

おしゃれ染めでは白髪が染まらないので思い切って白髪染めにするのがいいのか悩みますよね。

もちろんこれから白髪染めをしようか迷っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は20代で白髪染めを使うのは早すぎるのかやこれから白髪染めをする場合のポイントを美容師目線でご紹介します。

20代で白髪染めを使うのは早すぎる？

20代で白髪染めを使うなんて早すぎるのではないかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、20代で白髪染めを使う方ももちろんいらっしゃいますので、20代で白髪染めを使うことが早すぎるということはありません。

美容師として美容室で20代のお客様がカラーリングをする場合、白髪染めよりもおしゃれ染めが割合的に多いのは事実です。

20代の方でも髪の毛全体に白髪が目立つので染めたいという方は、白髪染めを選ばれる方もいらっしゃいます。

白髪染めと聞くとブラックやブラウンなどの単色のみで、色のバリエーションがあまりないように思うかもしれません。ですが、白髪染めもおしゃれ染めと同じように様々な色味のカラーが選べます。

とても明るいカラーリングなどは白髪染めで再現できない色味も中にはありますが、一般的な色味やトーンは白髪染めでもおしゃれ染めと同じようにカラーリングすることができます。

白髪染めで染めても、おしゃれ染めと同じような仕上がりになりますのでご安心下さい。

20代で白髪染めを使うときはどんなものを選べばいいの？

20代の方が白髪染めを使う時にどんなものを選べばいいのかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

おすすめは以下の3つになります。

白髪染め
カラートリートメント
ヘアマニキュア

それぞれの特徴とどんな方におすすめなのかを詳しくご紹介します。

白髪染め

おしゃれ染めと同じような色味で様々な色味に染めることができます。明るい色味にもできますので、カラーチェンジしたい方にもおすすめです。

一度の使用でしっかり白髪も染まり色味も長持ちしますので白髪が髪全体にある方に向いています。

カラートリートメントやヘアマニキュアに比べて、髪に負担がかかってしまうことやお肌の弱い方は刺激になることがあります。

メリット

明るい色にできる
色持ちがいい

デメリット

頭皮が弱い方は刺激になることも
髪に負担がかかる

カラートリートメント

シャンプー後のトリートメントと同じ感覚でダメージケアをしながら白髪も染めることができます。

使うたびに徐々に白髪が染まっていくので染め上がりの色味の調節も様子を見ながら使うことができるのが特徴です。

気になる白髪が数本ある方や部分的に白髪が多い方などにおすすめです。

髪の負担になりにくいですが、白髪染めに比べて色味が持続しにくいです。
また脱色する成分が含まれていないので明るい色にすることはできません。

メリット

自宅で簡単に染められる
トリートメント効果も期待できる

デメリット

色味が持続しにくい
明るい色味にできない

ヘアマニキュア

頭皮にカラー剤を直接付けずに染める方法になりますので、お肌が弱い方でも刺激になりにくいのが特徴です。
髪の毛全体に白髪がある方や1回のカラーリングで2週間程度色持ちさせたい方に向いています。

ヘアマニキュアはお肌に付くと落ちにくいので自分で染める場合は根元のギリギリから染めることが難しいです。

ドラッグスストアでもヘアマニキュアは売ってます。肌についたら落とすようのリムーバーが付属でついている商品がほとんどです。それでも完全に落ちる保証はありません。

しっかり根元から染めたい方は美容室で染めてもらう方法もあります。

髪表面から色素が浸透して染まるので髪の負担になりにくいですが、脱色する成分が含まれていないので明るい色にすることはできません。

メリット

カラー剤が頭皮に直接付かないので刺激になりにくい
髪の負担になりにくい

デメリット

明るい色味にできない
お肌に付くと落ちにくい
自分で染めるのが難しい

美容師目線のおすすめ対策は白髪染め

おすすめを3つご紹介しましたが、美容師の私から見たおすすめは白髪染めです。白髪染めと聞くと、20代で白髪染めなんてとなんとなく抵抗感があるかもしれません。

ですが、白髪染めはおしゃれ染めとほとんど変わらない色味に染めることができますので、カラーリングを楽しみながら白髪も染めることができます。

例えば、アッシュ系などの色味もおしゃれ染めと同じように白髪染めにあります。

ハイトーンの色味は再現が難しいですが、通常の色味であれば白髪染めで再現できます。

また、髪への負担が白髪染めは大きいのではないかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、縮毛矯正やパーマなどを頻繁にしている方などでなければ髪への負担もそこまで大きなものではありません。

お肌が弱くて白髪染めの刺激が気になるという方でなければ、白髪染めをおすすめします。

もちろん、お肌の刺激や髪の負担が気になる方はカラートリートメントやヘアマニキュアも選択肢の一つとして検討なさってみて下さい。

20代の白髪についてまとめ

お洒落な色も増えていて白髪染めは進化しています

今回ご紹介した白髪染めの方法は3つご紹介しましたが、ご自身のなりたい髪色やお肌の状態に合わせて選んで下さいね。

もし、自分に合った白髪染めがわからないという方は美容室でどんな方法が合うのか美容師に相談して決めるのも選択肢の一つです。

20代の方が白髪染めを使うときの参考になれば幸いです。