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セルフカラーで失敗!白髪が金色に染まってしまったら直せるの?[PR]

白髪について

白髪が金色になる理由は何?現役美容師が解説

見本の色にならないのはよくあるトラブルです

ここ最近では、様々なメーカーから市販の白髪染めが販売されていますね!
コストを抑えて手軽に白髪を染める事が出来る点から、使用したこのある方も多いのではないでしょうか?

セルフカラーで白髪染めをしている方の中には、白髪の染まり方に関してお悩みを抱えている方も多いかもしれません。

普段美容師としてサロンワークをしていると、下記の様なお悩みを多く耳にします。

  • 上手に染められない
  • 暗くなりすぎてしまう
  • 明るくなりすぎて金色の様な色になってしまう
  • ダメージしてしまう

等の声を多く耳にします。

その中でも、ある程度白髪が多い方に多い悩みが「白髪が金色の様に明るくなりすぎてしまった」という声です。

セルフカラーの場合、なかなか希望通りの色味に染まらない事は多々ありますが、金色に染まってしまった際には驚いてしまいますよね?

今回は、白髪が金色に染まってしまった際の対処法や、金色にならない為の注意点などを詳しく解説していきます。

なぜ金色に染まってしまうの?

シニア、白髪、50代、60代

ファッションカラーで明るめの色味や、ブリーチを使用すると金色の様な明るいカラーリングに出来るイメージはあると思います。

しかし、白髪染めで金色に染まるとはなかなか想像がつきませんよね?
白髪が金色に染まる現象とは、カラー剤の選び方と白髪の量が大きく関係してきます。

白髪が少ない方に関して

全体の3割以下の量の白髪は少ない方だと言われていますが、白髪が少ない方に関しては明るく染まりにくい場合が多いです。
一般的に多く使用される白髪染めは、アルカリカラーと言われるカラー剤になります。

アルカリカラーは、キューティクルを開かせつつ染料をキューティクルの内側に入れていく作用があります。色味の選定によっては、白髪に色味を入れると同時に黒髪部分は明るくリフトアップ(=地毛の色をあかるくすること)する事も出来ます。

しかし、明るめのファッションカラーほどにリフトアップ効果を高く入れすぎてしまうと、白髪に対して作用しにくくなってしまいます。その為、白髪染めにおける黒髪を明るくする力の強さには限界があるという事になります。

基本的に白髪染めの枠内での明るくする力では、黒髪を金色のような明るい色味にする事は不可能です。その為、白髪の割合が少ない方は金色の様な明るい色味に仕上がってしまうリスクは極めて低いと思います。

白髪が多い方に関して

白髪量30%、50代

白髪の割合が半分以上の方は多い方ではないかと思います。全体的に半分以上の方でも、白髪が多く生えてきやすいフロント部分に関しては60%以上だったりすることも多いと思います。

白髪が多い方に関しては、黒髪を明るく出来るかよりも、白髪に対してどのくらい色味が入るかという事が大切になってきます。

白髪が少ない方に関しては、白髪が染まる事も大切ですが、それに合わせて黒髪部分をどう染め上げるかも重要になります。その為、白髪少ない方ほど黒髪部分を明るくするかに焦点を当てなくても良いと個人的には考えます。

では、白髪多い方が明るめに仕上がる白髪染めを使用するとどうなるでしょうか?

その方の髪質や、コンディションよっても異なりますが色味の選び方によっては金色のような明るい色味に染まってしまう可能性があります。

明るい白髪染めは、白髪が多い方に対しては、染料が薄すぎてしまうからです。

白髪が金色になってしまった!その場合は直せるの?

答えはYESです。直せます!

セルフカラーでお直しする場合には、カラー剤の選び方や薬剤塗布に少しコツが必要です!

  • 金色になってしまった時に使用したカラー剤よりも2段階ほど暗い色味を選択する
  • 金色になってしまった部分にだけ塗布していく
  • 暗くなりすぎない様に放置時間は短めから様子をみる
  • カラーリング後はしっかりとダメージケアをしていく

以上の点に気を付けて行って頂きたいです。

白髪に対して金色の様な明るい色味に仕上がってしまったという事は、ご自身の髪質や白髪の量に対しての薬液選択を間違ってしまった可能性が高いです。

その為、再び同じ色味でカラーリングを行っても補修できない可能性が高いです。従って前回よりも2段階ほど暗いカラー剤を使用して再カラーしていく必要があります。

染め直しは技術と経験値があるプロに任せる方が安心

アルカリカラー、カラーリング

また、全体のどの部分が金色になってしまっているかの状況判断の確認もしてみてください。

髪染めを続けて行っている方の場合、根本だけ金色になってしまっているケースが多いと思います。その場合には、再カラーリングする時には金色の部分にのみ塗布する様に気を付けましょう!

それ以外の部分(既染部)を薬が付いてしまうと、既染部が黒っぽくなってしまう可能性があるので注意が必要です。もし可能でしたら、どなたかに塗布していただく事をおすすめします。

1度白髪染めを行って期間があまり開いていない場合は、キューティクルが開いたままの状態になりやすいです。ダメージしやすいリスクもありますが、薬剤を吸収しやすく染まりやすくなる為放置時間も注意する必要があります。

ご自身で補修するのは、やや難易度の高い技術でもあります。

ダメージを伴う可能性もありますので、心配な方は美容室での施術も検討してみてくださいね。

白髪が金色にならない為にはどうしたら良いの?

カラー見本

最初にもお話ししましたが、自身に合わせた薬液選定が非常に重要です。

市販の白髪染めを購入する際に、どんな色に染まるのかサンプルの毛束があると思います。しかし、誰しもそのサンプル通りに染まるとは限りません。

白髪染めの場合には、サンプル通りに染まる方の方が少ないと感じます。

とはいえ、自分が染まりやすいのか染まりにくいのかは1度使ってみないと分かりませんし、メーカーによって染まり方も異なってきます。

おすすめとしては、白髪が多い方に関しては希望の色味よりも1段階暗い色味を選んでいただく方法です。白髪の多い方は、市販の白髪染めは染まりにくい傾向にあります。

ですので、「いいな!」と思った色味があればその1段階下の色味を選んでいることにより失敗を防ぎやすいです。

白髪が多くても染まりやすい方もいらっしゃいますので、上記は明るく染まりやすい方の例として参考にしてみて下さいね。

失敗しにくい白髪ケアヘアカラートリートメント

髪もいたまず、失敗もしにくい白髪ケア方法もあります。1回で染まらず、連続で使用するほど髪の表面に着色していく白髪ケアヘアカラートリートメントなら、金髪になるという失敗もありません。色が濃すぎるという場合もシャンプーをすれば数日で落ちます。

髪や地肌にも優しく、白髪染めの期間が空く場合だけカラートリートメントを併用する方も多いです。

いろんなアイテムがありますが、染まりやすいおすすめはマイナチュレです。敏感肌の人にも使え地肌にも優しく、髪もツヤツヤになりやすいです。

マイナチュレ使用レポ

金髪になってしまったら美容師に相談しよう

自分の髪質にあう薬剤選びが失敗を防ぐポイント

以上が、白髪が金色に染まってしまった際の対処法や、金色にならない為の注意点を詳しく解説してきました。

白髪が金色になってしまうとびっくりしてしまいますが、焦らずにこちらを参考に対処してみてくださいね!また、金色にならない為の薬液の選び方も参考にセルフカラーを行っていきましょう。