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白髪染めトリートメント

美容師が教える!白髪染めを長持ちさせる方法

自宅でセルフケア

白髪染めが長持ちしない7つの原因

1.白髪染め後すぐにシャンプーをしている

美容室、カラーリング、アルカリカラー

せっかく白髪染めをしたのですからできるだけ長持ちさせたいですよね。ここでは白髪染めが長持ちしない原因を7つご紹介致します。

染料の定着には大体24時間以上かかると言われているので、本当でしたら白髪染めをした当日のシャンプーは控えていただきたいです。

しかしスタイリング剤などがついていてどうしても気になるという場合は、38度くらいのぬるま湯で軽く洗うくらいにとどめてください。

2.洗浄力の強いシャンプーを使用している。

シャンプー

基本的に一般消費者向けに市販されている泡立ちが良いとされているシャンプーは洗浄力が強いです。髪への刺激が強いものが多いです。

洗浄力が強ければ頭皮の汚れなどもしっかり落とせますが、同時に色落ちを早める原因にもなるので注意しましょう。

3.トリートメントをしていない

白髪染め後はもちろんですが、普段からトリートメントは使用されていますか?髪を内部から補修してくれるのはトリートメントだけです。

白髪染めやパーマの繰り返しでダメージが蓄積された髪はキューティクルが剥がれ落ち、色落ちが早くなる原因にもなるのできちんとケアしてあげましょう。

4.しっかり髪を乾かしていない

ドライヤー、髪を乾かす

入浴後、寝るまでに時間があるからと自然乾燥してしまってはいませんか?

きちんとドライヤーで乾かさないと髪のキューティクルが開いたままになり、内部の水分が失われることになります。つまり、自然乾燥は髪が痛むのです。

よって色落ちも早くなってしまいます。

5.強い紫外線にさらされている

長時間強い紫外線にさらされていると髪は甚大なダメージを受けてしまいます。

具体的には紫外線の影響によりキューティクルが損傷し、ダメージにより白髪染めの色落ちも早くなってしまうのです。

肌の日焼け止めは欠かさず塗る方も、髪への紫外線には無頓着だったりしますので紫外線予防の効果があるヘアケア剤を使うとか、日傘を使う等工夫しましょう。

6.白髪染めが明るすぎる

白髪染めも色のバリエーションが増えました。いかにも白髪染めのような黒、ダークブラウン以外の明るい茶色、グレージュ等様々な色があります。

白髪の量が多ければ多いほど白髪は薄く(明るく)染まりやすいです。白髪交じりの髪にベージュブラウン等明るい色に染めようと思っても染まりにくいです。

また、強いクセ毛や髪の硬い方も染まりにくい傾向があるので、明るすぎる白髪染めは要注意です。

7.元の髪のダメージが強すぎる

毛先

白髪染めやパーマをあてている方でもきちんとケアをされている方はいいですが、それでも完全な地毛の方よりはダメージが蓄積されています。

その上ケアをされていないとなると余計にダメージはひどくなり、色落ちは早まる一方です。また髪のダメージが強いとパーマなども綺麗にあたらなくなってしまいます。

白髪染めをなるべく長持ちさせる方法

1.アミノ酸系シャンプーを使用する

ではどうすれば白髪染めを長持ちさせることができるのでしょうか?具合的な対処法をご紹介したいと思います。

アミノ酸系のシャンプーは頭皮や髪に優しく負担が少ないので、白髪染めの染料の流出も抑えることができます。また「白髪染め後のシャンプーはぬるま湯で」と先述しましたが、高温のシャワーも色落ちが早まる原因になるので注意してください。

2.カラーケアのトリートメントを使用する

トリートメントにもたくさん種類がありますが、白髪染め後は特にヘマチンやジメチコンなど髪を保護してくれる商品を使用するのがおすすめです。髪をコーティングすることにより失われた水分や油分を補ってくれるので、ツヤのある綺麗な髪になりますよ。

またきちんとダメージケアをすることにより白髪染めの色落ちも防ぐことができます。

3.髪をきちんと乾かす。また熱のダメージから守る。

ドライヤー、ヘアケア、髪を乾かす

上から下にドライヤーをあて、しっかり乾かすことでキューティクルが引き締まり色落ちを防ぐことができます。ただし一か所に集中して熱を当てすぎるとダメージの原因になりかねないので気を付けてください。

ドライヤーの前に髪を保護するオイルなどを使用されるのもおすすめです。

4.紫外線防止のヘアケア商品を使用する

日焼け、紫外線

紫外線のキューティクル損傷予防のために紫外線防止ケアの商品を使用されるのもいいですね。

白髪染めの色落ちの原因は髪のダメージによるものが大きいので、紫外線からしっかり髪を守ることによって白髪染めを長持ちさせることができます。

5.希望より1トーン暗めの白髪染めを使用する

美容室、ヘアカラー

「何がなんでも明るくしたい」とおっしゃる方は別ですが、白髪をしっかり染めたいという方はやはり明るすぎない色を選ぶのがマストです。

白髪の量や髪質にもよりますが、明るすぎる白髪染めを使用すると黒髪の部分は染まっても肝心の白髪が染まらないという可能性があるので要注意です。

6.カラーシャンプーやカラートリートメントを使用する

趣向の違った方法にはなりますが、白髪染めの色落ちが気になってきた頃にカラーシャンプーやカラートリートメントを使用するのもおすすめです。

特にカラートリートメントはトリートメント成分が多く含まれたものを選べば気になる色落ちを抑えつつ髪のケアもできて一石二鳥ですよ。

他の白髪染めの退色が早くなる習慣

プール

ここまではよくある白髪染めが長持ちしない原因と対処法をお伝えしましたが、他に色落ちが早くなる原因としてはこのようなことが考えられます。

プールやサウナに通っている

プールの塩素や頻繁なサウナ通いも色落ちが早くなる原因です。健康やリフレッシュのために通われるのはもちろんいいことですが、白髪を染めてすぐは控えていただく方が良いです。

白髪染めをしてすぐにパーマをしている

パーマ以外の縮毛矯正などにも言えることですが、白髪染めをして色がきちんと定着する前にパーマなど強い薬剤を使用すると色落ちが早まる原因になりかねません。

白髪染めとパーマを同時に施術してくれる美容室もありますが、その場合は美容師がきちんとお客様の髪のダメージを考慮した上で薬剤選定をしたり、トリートメントで集中ケアをさせていただいたりがほとんどです。

ご自分で白髪染めをして翌日に美容室でパーマ、などは極力避けていただくのが良いです。

白髪染めにヘアケアは必須!

髪が痛みを放置すると色落ちしやすいです

ここまで白髪染めが長持ちしない原因とその対処法をご紹介させていただきましたがお役に立てましたでしょうか。白髪染めでもおしゃれ染めでも色を長持ちさせる秘訣はやはり日々のケアにあります。ちょっとしたことがほとんどですので、ぜひ実践してみてくださいね。