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コロナで自分で白髪染めするなら必見!ホームカラーで美容師が絶対やらないこと4選

セルフカラー、生え際 自宅でセルフケア

ホームカラーを試す人が急増しています

自宅で白髪染めをする美容師が上手に染めるコツを解説

カラーリング、ヘアカラー、ダッカール

コロナ渦で美容室に行くことに少し抵抗があるという人が増えた中、ホームカラーを試してみたという声もよく聞くようになりました。

やはり自宅にいながら白髪染めできるのは魅力的だと思います。

あまり多くはないですが、美容師でもサロンのカラー剤を購入して、自宅でセルフカラーする人もいたりします。

今回はそんなホームカラーをやる際に、美容師ならやらないNGなことについてお話していきます。
またセルフの白髪染めカラーをうまくやるためのコツについても、解説していきたいと思います。

ホームカラーの種類とそれぞれの特徴とは

ホームカラー(セルフカラー)には薬剤の特徴などにより、いくつか種類が存在します。
大きく分けて次のような3種類になります。

白髪染めアルカリカラー(ヘアダイ)

医薬部外品に分類され、色持ちがいい白髪染めになります。一般的に白髪染めと呼ばれているものです。
化学反応させることで染まりが早く、髪内部まで着色させることができます。

使い方や頻度によっては髪ダメージが出やすく、アレルギー反応の可能性があります。

ヘアマニキュア

化粧品に分類され、比較的様々な色味があります。髪を明るくする脱色作用はないので、地毛の黒色には発色せず、白髪部分に色がのります。髪表面をコーティングするように色が付くので、ツヤも出ます。

肌に付着するとなかなか落ちないので、塗布が難しく、退色も早めです。

白髪染めカラートリートメント

化粧品に分類され、トリートメント剤に染料を混ぜて作られた白髪染めです。最も手軽に染めることができ、複数回重ねることで、白髪にしっかり色が入っていきます。髪表面付近に着色するので、髪ダメージもありません。

短時間で染まりますが、シャンプーの度に少しずつ色落ちして色もちは短いです。

ホームカラーをする際の準備

タオル

どんな種類のホームカラーをするにしても、事前準備が必要です。
あとからバタバタすることがないよう、始める前に次の準備をしておきましょう。

  • 前開きの洋服か汚れても構わない服装で行う
  • 説明書をしっかり読んで、注意事項や放置時間を確認しておく
  • 汚したり薬剤を飛ばしたりしてもいいよう、近くに拭くものを用意する

ヘアマニキュアをやる人、暗い(濃い)色味の白髪染めを使う際は、フェイスラインに油性クリームを塗っておくとベストです。

そうすることで顔周りの生え際に色が残りにくくなります。

ホームカラーの際に美容師ならやらないNG4選

①あまりに低価格のカラー剤は使わない

ドラッグストア

安いから絶対に良くないという訳ではありません。

しかし、どうしてもコストと内容成分は比例します。

特に髪を保護するトリートメント成分をどのくらい使用しているか、それは本当に効果があるだけの量が入っているのか、このあたりは大きく違いが出るのが現状です。

②毛先まで同じカラー剤で染めない

毛先

美容師で白髪染めするなら、リタッチカラーをメインで使用します。
言い換えるのであれば、根元の新生毛(新しく生えてきた毛)から既染毛(すでに染まっている毛)まで同じ薬剤を使うことは極力避けます

これは既染毛に根元と同じ薬を重ねることで、必要以上に毛先が暗くなることを避ける意味合いがあります。

また毛先部分にダメージをかけないというメリットもあります。

もし美容師が毛先まで染めたいと思った場合、サロンで根元と毛先の薬剤の強さ等を変えてやることになると思います。

③放置時間はオーバーしない

放置時間、時間、砂時計

これは結構やりがちなことなのですが、気が付いたら放置時間をかなりオーバーしていたという経験はないでしょうか。

もしくは長く置いた方がしっかり色が入りそうだから長く置いている、という声も聞いたことがあります。
これは良くありませんし、美容師ならしません。

なぜなら薬剤には反応時間の終わりがあり、それ以上おいても何も意味がないからです。

特に化学反応を起こすアルカリカラーは時間厳守にしたいところです。

逆にヘアマニキュアやカラートリートメントであれば、多少長く置いても構いません。
それでも極端に時間をおきすぎないようにはしてください。

④シャンプー後は素早く乾かす(濡れたまま放置しない)

ドライヤー、髪を乾かす

カラー剤を流してタオルドライしたら、すぐにしっかりと完全ドライします。
美容師なら、塗れたままや半乾きで放置するなんてことは絶対にしません。

髪が濡れた状態はキューティクルが開いているので、傷みやすく、退色しやすい状態になっています。ですから即座に髪を乾かし、キューティクルを閉めて退色を防ぐのです。

これはどんな種類のホームカラーでも同じことが言えますので、必ず実行してほしいことです。
その際に流さないトリートメント剤を使用すると保湿もされるので、なお良いでしょう。

まとめ

気を付けてセルフカラーをやりましょう

いかがでしょうか。
気にせずにやっていたことが、NG項目に含まれていたりはしませんでしたか?

美容師にホームカラーの事はなんとなく聞きづらいと言われることがありますが、是非参考にしていただければと思います。