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白髪染めの間隔はどれぐらいがベストか美容師が解説しました

白髪について

美容室でもお客様から白髪染めの間隔の質問は多いです

頻繁に染めると髪が痛むけど白髪は気になる

普段美容師としてサロンワークしているとよくお客様から質問されることがあります。

「白髪染めはどれくらいの間隔でやるのがベスト?」

この質問に関しては白髪の量やヘアスタイル、またはどれくらい気にされるか(美意識的に敏感かどうか)によっても大きく異なってきます

今回は、白髪染めをしている方は気になってしまう、どのくらいの間隔で行うのがベストかを美容師目線で解説いたします。

一般的にどれくらいの間隔の方が多いのでしょうか?

毛髪の伸びるペースは個人差がありますが、人間の毛髪は1ヵ月に1.2~1.5㎝ほど伸びると言われています。その為、白髪率が高い(50%以上)方に関しては、1ヵ月経過すると比較的白髪が気になる状態になると言えます。

白髪が多い方で、美意識が高い方やヘアに関心が高い方の場合、1か月に1度ほどの間隔で白髪染めを行っている方が多く感じます。

一方で白髪がそこまで多くない方(30%以下)の場合に、1~2か月では白髪があまり気にならない場合もあります。白髪が多い方に比べると新生部が伸びてきた際の白髪とのコントラストも出にくい為、2~3か月ほどの間隔で白髪染めを行っている方が多く感じます。

白髪染めを頻繁に行う事によって悪影響はあるのでしょうか?

アルカリカラー、カラーリング

白髪に対して意識の高い方の場合、2週間に1度ほどの間隔で白髪締めを行っている方もいます。しかし、短い間隔で行いたい場合に注意しなければいけない点があります。

白髪染めが与える影響とは

一般的に使用されている白髪染めは、アルカリカラーと呼ばれる種類のカラー剤です。薬剤を混ぜ合わせる事により化学反応起こします。その反応によりキューティクルを開かせ内側に染料を入れていくというメカニズムにより白髪を染色しています。

最近では、刺激やダメージが少ないように薬剤が研究されてはいますが、やはり頭皮にも髪にも良いものとは言えません

また、短い間隔で行いすぎるとこにより、染料のアレルギーを引き起こしやすくなってしまう恐れもあります。当然のことながら、毛髪のダメージにもつながりやすくなります

美容室の場合、頭皮や毛髪をケアしながら低刺激で行えるコースもありますので、どうしても高い頻度で行いたい場合にはオススメです。

ヘアマニキュアやカラートリートメントを使用して白髪染めを行う場合は、ダメージや刺激はほとんどないと言われています。

美容師がオススメする最低な白髪染めの間隔とはどれくらいでしょうか?

オススメの白髪染めの間隔とは?

白髪の量やヘアスタイルにもよりますが1~2か月の頻度がオススメだと考えます。このくらいの間隔ですと、頭皮と髪に負担がかかりにく安心できる頻度だと感じます。

しかし、白髪量が多い方や生え際等の目立つ部分集中している方の場合もっと短い間隔で白髪染めをしたいと感じるかもしれません。

ここからは、そんなときのオススメの方法をご紹介いたします。

白髪染めの間隔を伸ばすことが出来る?おススメの対処法

白髪が全体的に多い方(50%以上)

この割合の方の場合は、いつも綺麗に保ちたい方は頑張って1ヵ月半ほどで白髪染めをしたくなってしまうかなと思います。

その場合に、間に部分染めを入れてあげる事です。ヘアスタイルのデザインにもよりますが、表面や生え際などの見える部分を中心に部分染めを施します。そうする事によりもう更に1ヵ月ほど我慢できるかなと思います。

また、短い間隔で全体の白髪染めを行うよりも頭皮や髪に負担がかからないという点でも推奨したい方法です。

例 全体染めや→部分染め→全体染め

部分的に集中して白髪が生えている方

全体的にはさほど多くないけれど、生え際やトップの部分などの見える部分集中して白髪が生えている方もいると思います。その関しても部分染めを間に入れてあげる方法も1つの手だと感じます。

また、白髪が集中している部分をカバーする形でヘアスタイルを作ってあげる事も重要だと美容師目線で感じます

  • 生え際に白髪が集中している方の場合では前髪を作る
  • 白髪が多い部分をカバーできるような分け目に変更してヘアスタイルをデザインする
  • ショートカットにする

などが代表的な例になります。

意外にもショートカットは白髪をカバーしやすいヘアスタイルです。

ショートカットは、基本的にしっかりとした分け目を付けない場合が多いです。白髪は、しっかりと分け目を付けると非常に目立ちやすい為、ショートカットがカバーしやすいと言えます。

全体的に白髪が少なめの方(30%以下)

これ位少ない場合には2か月ほどは、比較的我慢できるかもしれません。

しかし、ヘアスタイルに関心が高い方の場合はもう少し早い間隔で白髪染めを行いと思う方もいます。

そんな場合に、ベースの髪の毛にハイライトを入れてあげる方法がおススメです。ハイライトで筋状に明るいベースを作っておくことによって、新生部で白髪が生えてきた際に馴染ませてくれる効果があります。

こうする事により、白髪が非常に気になりにくくなり白髪染めを行う間隔も長くすることが出来ます。

以上が、白髪の量に応じたおススメの間隔でした。少し工夫をすることで間隔を伸ばしてあげる事ができます。

一方で注意点として、間隔を長く空ければ良いという事でもありません。あまり染めない方が頭皮や毛髪に負担がかからないからと言って、長い期間の間隔を空けるという方もいます。

間隔を長く開けすぎるとどうなってしまうのでしょうか?

  • 見た目として美しくない
  • 染まりにくくなる
  • 染めるのに時間がかかる

以上の点が挙げられます。

例えば半年ほどの期間ですと、根本部分が6~10センチぐらい伸びます。

そうなってくると見た目として美しいとは言えず、むしろ白髪のまま生かしたヘアスタイルを推奨したくなります。

そして、リタッチ部分が長いと通常よりも染まりいという現象が起きます。

白髪は黒髪よりもキューティクルがしっかりとしていて染まりにくい場合が多いです。通常のリタッチ幅(1~2か月)の場合には頭皮が近い状態にあります。頭皮が近いということは頭皮からの体温により染まりやすくなります。

半年ぶりの白髪染めだと、根元に近い2~3センチの生えたての白髪と、中間の白髪、前の白髪染めが残っている部分を分けて染めます。

また、リタッチ幅が広すぎる場合(3センチを超える)には塗り分けなども工程がプラスになる事も多く、時間がかかりやくなります

白髪染めの間隔は個人差が大きい

美容師に髪型も含め相談してみましょう

以上が白髪染めおススメのの間隔や注意点などの解説でした。
白髪染めを始めてしまうと、白髪染めののループで定期的にカラーリングをすることになります。「綺麗に保ちたい」と誰しも思うはずですが、頭皮や毛髪の負担を考えるとおススメの間隔があります

また、市販の白髪染めの場合には更に頭皮や毛髪に負担がかかりやすくなります。

何度かに1度は美容室で白髪染めを行う方法を推奨します!是非こちらを参考に、今後の白髪染めを行う計画に役立ててみて下さいね。